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0797 今も耳に残っている20年前に聞いた台湾の老人の一言 「日台共栄はあっても 日中共栄などありえない」

人と人同士であっても
国と国同士であっても
「良好な関係」というのは
共存共栄、win-winの
関係と言っていいと思います

もう、二十年以上も前
台湾に行ったときに
一人のお年寄りから聞いた
その一言が心に残っています

「『日台共栄』はあっても
『日中共栄』はありえない」

二十年前当時はというと
今のような「中国脅威論」は
まだまだ少なく
「日中友好」の掛け声のもと
企業がどんどん中国に
進出していった時代でした

高齢の台湾人は
戦前は日本人の統治を経験し
戦後は中国人に統治されました
だから、日本と中国の
両方の統治を身を以て
体験している人たちです

その老人は笑いながら
日本人は「人が困ってたら
助ける」人が多いけど
中国人は「人が困ってたら」
叩いたり騙したりする」人が
すごく多いと言ってました

日本人にとって
相手と友好な関係とは
「お互いが有益であること」
と考えるのが普通ですが
中国人は「いかに相手よりも
有利になるか」をいつも
考えているのが普通なのだと
老人は教えてくれました

それを聞いた二十年後
老人の言葉が、見事に
証明されていますね

天安門事件の時
国際社会から制裁を受け
窮地に陥っていた中国を
助けたのは日本でしたが

その見返りが「反日暴動」であり、
日本向けのミサイル配備です

地震や水害が起こると
お互いに助け合う
日本と台湾のような
「持ちつ持たれつ」とか
「困った時はお互い様」
などという感覚は
中国には無いのだと思います

どちらが上でどちらが下かが
一番大事なのが中国人に
多い感覚なのでしょう

そのことを理解できないのか
理解していても金のために
媚を売る政治家こそが
まさに、中国にとっての
「良き友人」なのです

まあ、言い換えれば
「都合良き友人」なのですが・・・

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