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1196 「減税分を給料明細に義務づけ」という 岸田首相の致命的なセンスの無さ

世の中で起きていることを
きちんと理解するためには
極力バイアスを排除して
客観的に見ることが大事ですが
人間は感情を持つ生き物なので
なかなか難しいのも事実です

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240522/k10014457391000.html

こんなニュースがあり
SNS上でも盛り上がってますが
自分はこのニュースは
バイアスをかけずに
客観的に見れました

その理由は、自分は
立憲民主党や共産党などの
左翼政党が大嫌いです
と、同時に岸田首相のことも
同じように大嫌いです
だから、どちらにも
肩入れしなくていいので
客観的に見れるのです(笑)

で、これに関しては
大嫌いな辻元清美議員の
言ってることの方が
説得力があると思います

よほどの岸田応援団以外は
「どう見ても、選挙のための
 『減税やってます感』の
 ためのアピールだろ」と
思うのが普通だと思います

増税や社会保険料値上げは
シレっと隠れるように
やってるのですから
下げる時だけのアピールは
批判されても当然です

加えて辻本氏が言うように
事務的な負担の増大は
企業にとっては大問題です
インボイスの導入に続き
予定外の負担増は
政府に対する反発の方が
強まるのは必至です

「働き方改革」のときも
仕事が楽になるどころか
事務的な仕事は増えました
政治家や官僚というのは
片面しか見えないのでしょう

そして、この給料明細は
良いとか悪いとかよりも
岸田さんの致命的な
政治的センスの無さを
現わしていると思います

おそらく、彼の頭の中では
給料明細を見た人が皆
「おお、これだけ減額
 されてるんだ!」と
好意的に考えると
想像しているのでしょうが

電気代の再値上げや
GWで出費が増えた後なので
「何だ、これっぽっちなのに
 偉そうに言うな」と
批判的に見る人も
多いのではないでしょうか

そして、今年の反動が
来年に倍になって
帰ってくることに
思いが至らないのでしょう
例えて言えば
今年「-10」なので
来年「+5」の増税をしても
国民の感覚は「+15」の
負担増になるということです

目先の権力維持や保身しか
考えてないのが明白ですね


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