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6月5日まで公開ビデオ / 🔴【田母神✨俊雄】 防衛省に潜む、ただ一つの ❝裏切り組織❞ / 「知られざる日本の敵」日本を売った、元総理の大罪

…✍️🐧💦
💩相変わらず…、権力の腐敗がハンパない‼️💩
マスゴミ・テレビが情報源の日本人のほとんどは、
田母神俊雄氏の事を…「危険人物」と、誤解しているのかもしれない…
日本を破壊中の岸田草履と国壊議員や、その取り巻きの連中の方こそ
🚨危 険 人 物 🚨 なのに…。

👆 画像をクリックすると拡大します 🔍🐧💦 👆
このヒトも、本当にヤバイ元総理。アメリカ様の言い成り!?… 国産🇯🇵戦闘機製造の道を断った‼️

(メルマガより〜)

<< 6月5日まで公開ビデオ >>

【西鋭夫】真実の歴史講座「日米大戦」〜 講義15:神風特攻隊
https://in.prideandhistory.jp/nirk5_2306?cap=MG1

【上島嘉郎】元外務官僚が決死の告発
https://in.kamijimayoshiro.jp/kjruj_y_step1

【鈴木荘一】進む覇権国の日本滅亡計画
https://in.kamijimayoshiro.jp/sstkg1_15000_yt_2306?cap=mail

「私が歴史学会に入らない理由」 近代史研究家/幕末史を見直す会代表
鈴木荘一  : 1971年東京大学経済学部を卒業後、日本興業銀行に30年勤める。 以後、「幕末史を見直す会」を発足して歴史研究に専念。 鈴木先生が歴史研究に
専念しようと思った理由は次のように語られる。 「私は小学校を卒業と同時に
父の仕事の関係で、福島県の会津若松市に転居しまして、ここで地元の中学校へ
通ったんですね。 この時私が感じたのは、徳川幕府が無能であったから、薩摩長州の若い志士が立ち上がって輝かしい明治維新を成し遂げたんだというようなお話はちょっと違うんじゃないかという疑問を持ったんです。 そもそもわが日本の歴史は戊辰戦争に勝って明治政府を作った明治新政府によって1回書き換えられているんですね。 その後太平洋戦争に負けて、これに勝ったアメリカやGHQによって書き換えられました。 この歴史の書き換えは、歴史の論争によって書き換えられたのではなくて、戦争という暴力によって無理やりねじ曲げられたということでございます。このように、その歴史の書き換えが論争によってではなく、戦争という暴力によって二度もねじ曲げられてしまったら、歴史を学ぶ生徒や学生さんは何が何だか分からなくなっちゃうんですね。 ですから、私はこの2つの書き換えを見直して、一次史料に基づいて実証的に真実の日本史を構築したいものだというふうに、
子どもながらに念願をいたしました。
しかし、歴史学会というところは「日本が悪かった」という東京裁判史観の牙城でございますので、私がここに入ったとしたら弾圧されてまともな研究はできません。そこで、「幕末史を見直す会」を発足して日本に真実を広めています。」

<< 6月4日まで公開ビデオ >>
【林千勝】新翻訳本について、衝撃的な歴史の裏側と合わせて林千勝氏が解説
・書籍の著者であるハウス大佐の正体〜メディア
・教科書に一切登場しない謎の人物
・ハウス大佐が行った第一次世界大戦勃発のための仕掛け
・ヴェルサイユ会議とハウス大佐がつくったシンクタンクの謎
・国際金融資本に対抗した英雄〜米国史上最悪の大統領と言われた男が
 行った偉業とは
・マルクス『共産党宣言』から引き継いだハウス大佐の思想
・ハリウッド映画『トップガン』と『統治者フィリップ・ドルー』の
 恐ろしい関係性
https://in.hayashichikatsu.jp/88insa_2306_upg
【柴山桂太】ローマ教皇がブチギレ!! ナポレオンが絶賛!!
世界を驚愕させたリストラおやじの「就職履歴書」の秘密
300年間封印された「禁断の第一級書物」の正体とは!?  
https://in.38news.jp/48jys01_2305_re    (👇メルマガ・まとめ )

<< 6月3日まで公開ビデオ >>
https://email-dpub.jp/link/aFc75z5Uw776K6kS/TDUqMNvaDVWCbT3l

【河添恵子】チャイナ帝国の解剖:Vol.1 米中戦争と国際金融資本編〜
Vol.2 大英帝国とチャイナ・ハンズ編〜Vol.3 中国共産党と新冷戦時代編
https://in.kawasoekeiko.jp/kawakebun_2306_bun0  
渡辺惣樹】『日米外交裏面史 謀略の100年戦争』「日本開国」編
日本開国計画とロスチャイルド〜なぜペリーが選ばれたのか?
日本開国の鍵を握る “ロスチャイルド人脈” との関係
https://in.newhistory.jp/wani1_2306_tr?cap=HS1 ( 
【堤未果】環境問題のカラクリ 〜 電気自動車 VS. ガソリン車
https://in.tsutsumimika.jp/ttkk2_bun0 
【大石久和】国土が解き明かした日本人の正体
https://pages.keieikagakupub.com/oskn2_9800_up15800_2306/?cap=ml
<< 6月2日まで公開ビデオ >>
【田母神俊雄】の 愛国論 第1巻「知られざる日本の敵」
日本を売った、元総理の大罪
https://in.intelligencereport.jp/taai1_2305?cap=HS5
【藤井厳喜】マキャベリズムの真実
https://in.worldforecast.jp/fuse7_2305_rs?cap=rs0531

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こんにちは。危険人物の田母神でございます。
危険人物とか、私が枕詞でいつも言っていますけれども、
実は私は本当にいい人です。
私はこの日本の国が大好きなんですよね。
食べ物はうまい、自然はきれい、春夏秋冬、季節の変化もある。
人々はみんな心が温かいということで、この日本の国が大好きです。
しかし日本のなかには私の大好きな日本を潰そうとしている、
日本をダメにしようという方向で行動している者がいます。
まさに、「日本の敵」です。

私は、今年でもう75歳の後期高齢者ですから、そろそろ活動をやめて、
のんびりと暮らそうかなと思うこともよくあるんですが、、
未だにそうした敵が日本を破壊しようとしていますので、
まだ辞めるわけにはいきません。
残りの人生を、少しでも、この国家に、国民に貢献するために
生きていきたいと思っているわけです。

何度も言いますが、日本は本当に古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国です。この素晴らしい国が今ちょっと衰退傾向にあるということで
非常に残念に思っていますが、この傾向は我々が気が付いて、
直すために国民が努力すれば、直っていくと思います。

その第一歩として、是非この講座の中で、私たち国民が一致団結して
戦わなければいけない真の敵を知っていただきたいというふうに思います。
そうすることで、私達が戦う方向性、そのヒントを得ることができると思います。
誇りある日本を取り戻すために、是非この講座をご覧ください。
どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。
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田母神先生が語る、「日本の真の敵」とは何なのか?

田母神先生の魂の告発…



<講師紹介>
第29代航空幕僚長・元統合幕僚学校長・軍事評論家
田母神俊雄(たもがみとしお)


防衛大学卒業後、航空自衛隊に入隊。
第6航空団司令、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て
第29代航空幕僚長に就任。
就任後、民間の懸賞論文へ応募した作品が、
日本の過去の行為は侵略ではなかったとする内容で、
政府見解と対立するものであったことが問題視され更迭。
現在は軍事評論家として全国各地で講演・執筆を行なっている。

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田母神俊雄が語る「日本の敵」

田母神先生はこう語ります。
この講座では日本の内外に巣食う日本の敵を赤裸々にしました。
●日本の政治をダメにした敵は誰なのか。
●日本の社会をダメにした敵は誰なのか、
●日本の自主独立を阻む敵は誰なのか。
●日本の伝統的な思想を破壊したのは誰なのか。
●日本の長きにわたる文化を破壊し、国民を死地に陥れる真の敵は誰なのか。
そうした日本の敵にスポットライトを当てて、明らかにしております。
私たちが一致団結して戦わなければいけない外敵や売国奴は誰なのか?
ぜひ、この講座で確認してみてください。
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「日本は良い国だ」と公言したことで、航空幕僚長をクビ(更迭)になり…
その後、証拠不十分にも関わらず有罪に。
そんな怒涛の人生と169日間の獄中生活の中で気づいた、日本の敵の正体…
この講義は、危険人物:田母神俊雄の反撃であり、逆襲であり、
日本人への魂の叫びだ…日本に巣食う敵の正体とは…?
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なぜ、田母神俊雄は危険人物なのか?

From:田母神俊雄

「田母神は危険人物だ」
私が自衛隊を辞めた頃に「危ない奴」という事で
マスコミにずいぶんと叩かれました。
航空幕僚長をクビになったからでしょうか?
東京拘置所で169日間の独房生活をしたからでしょうか?

いいえ、違います。なぜ危ないかというと
「本当の事を言い過ぎるから危ない」という事です。
日本では政治もマスコミも国民に対して、いろんな事を隠しています。
でも、私が知っている事について喋ってしまうので、
「あいつは危険な奴だ」と言われていたと思います。

しかしですね、「本当の事を言い過ぎるから危ない」という事なら、
一生、危ない奴でいいんです。
私は、初めから賢くなど生きられなかったバカな男ですから、
一生自分の信念に従って愚直に生きます。
とことん真実をあなたへお伝えします。

そこで、今回は早速、政治家やマスコミが国民に対して隠している…
知られたくない「日本の敵」の正体を暴露しました。
ぜひ、あなたもこの事実を知ってください。
>今すぐ詳細を確認する

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防衛省に潜む、ただ一つの ❝裏切り組織❞

From:田母神俊雄

あなたは、日本にしか存在しないある”特殊な組織”を知っているだろうか?
多くの人には馴染みがないかもしれない。
しかし、自衛官のほとんどが信用していない組織があるのだ。
それは、防衛省の中に存在する、、、

通称:「内局」と呼ばれる組織である。

防衛省という組織は
●制服で構成される自衛隊と、
●背広(文官)で構成される内局の2つに分かれている。

実は、この組織が大変に異常なのである。他の国家で言えば、
まさにクレイジー、、くどくどしいが、本当に非常識な組織なのだ。
なぜかと言うと、「日本が悪かった」という東京裁判史観を忠実に守り、
「軍は常に見張っておかないといけない」という思想から、
自衛隊を監視・管理するためだけに存在しているからだ。

事実、世界で日本にしかない特殊な組織である。
この組織が国益になるなら問題ない。しかし、全くもって逆なのだ。
日本の防衛などはどうでもよく、自衛隊を弱体化させ国家を危険に
晒しているようにしか見えない。実際、不当な干渉が多々ある。例えば、訓練。

実は、自衛官のトップが訓練の内容を決めているわけではなく、内局という
文官たちが、自衛隊の訓練内容、教育、オペレーションを決めている。
軍人というスペシャリストが決めず、素人の文官がどうして最強の軍が
作れるだろうか。それだけでない。

次に予算の問題。
通常、軍人からの要請が直に防衛大臣(トップ)に行くのが普通である。
そうすれば、スピード感を持って予算の会議が出来、国の防衛準備ができる。
しかし、この内局という組織が介在することで、防衛大臣とのやり取りに時間が
かかる。現場を知らない文官たちによって、「この予算はいらないでしょう」と
勝手に決めつけられる。その結果、必要な予算が承認がされないこともある。

人事に関してもそうだ。
自衛隊が決めた人事がこの内局によって勝手に変えられることがある。
それは、ひとえに「我々にたてついたら承知しないぞ」という脅しである。
こういうことが続くと、自衛隊員は言いたいことも言えなくなるのだ。
彼らは、自衛隊を守りたいのではない。
自らの地位や政治的な問題が起きないようにと、保身のために動いているのだ。

あなたは、この話を聞いてどう思っただろうか?
きっと、こんな調子で日本が守れるなどは思わないだろう。
この「内局」という問題一つをとっても、言いたりないことは山程ある。

しかし、このようにして、一般国民に知らされない、「日本を弱体化させる敵」が日本中に隠れているのである。それは、組織であったり、個人であったりと様々…こういう本当のコトを言うと、「危険人物だ」のなんだのと言われるが、
そんなのは知ったことではない。

私は、残りの人生をかけて、彼ら、日本の敵と戦うことを決意したのだから。
今日その真実をあなたにお伝えしようと思い、カメラの前に立った。
ぜひ、こちらから私の告発を聞いてほしい。
>今すぐ動画を観る

・・・

逮捕され気づいたのは“日本の敵”でした…

逮捕され気づいたのは“日本の敵”でした…

あなたは、私がこれからお話する5人の売国奴の存在を知っているだろうか?
●日本の独立を阻んだ元総理の大罪
●2人の反日日本人、無責任な親子が犯した大罪
●日本の経済を没落させた2人の男の大罪
もし知らないのなら、ぜひ知ってほしい。
これは、全日本人へ伝えたい、私の告発である…

===

From:田母神俊雄
忘れもしない2016年4月14日。その日、私は逮捕された。
「なぜこんなことになってしまったのか」1人、東京拘置所の暗い独房の中で、
考え続ける…自衛隊時代には、多くの政治家たちと意見を交わし、
他国の軍のリーダー達とも、国の代表として対峙した。

しかしその後、「日本は良い国だ」と書いた論文で、航空自衛隊のトップを
更迭され、今、私は選挙違反の疑いで独房にいる…
そして、釈放までの169日間…1人で人生を回想し続けた。
その時、点と点が繋がったのである…
「あぁ、そうだったのか。この日本には外にも中にも、あまりに敵が
多すぎるのだ。とりわけ中の敵は厄介だ…」
>日本の内部に巣食う敵の正体とは…

あなたも、中国やロシアといった国が外敵であることは知っていると思う。
しかし、それだけではないのだ。私たちは、事ある毎に目をそらされ続けてきた。
彼らの悪行を隠されてきた。あなたのそばにいる、あなたが普段見ている
そのモノたちは本当にあなたの味方だろうか?日本の味方と言えるのだろうか?

戦後から始まり、今も続く「日本の破壊計画」。
その全貌を明らかにする時がきたのだと思う。
本当の敵は…あなたのすぐ側にいる。
だから今日、私はあなたへ日本の敵を告発したい。
一部の人にとっては、不快で不都合で聞きたくない内容もあるだろう。
それゆえ、この先を見る場合は、自己責任でお願いしたい。
それでは、話を続けよう。
>田母神俊雄が明かす日本の真の敵とは…

・・・

From:田母神俊雄

あなたは、私がこれからお話する
5人の売国奴の存在を知っているだろうか?

●日本の独立を阻んだ元総理の大罪
●2人の反日日本人、無責任な親子が犯した大罪
●日本の経済を没落させた2人の男の大罪

もし知らないのなら、ぜひ知ってほしい。
これは、全日本人へ伝えたい、私の告発である
>続きをビデオで観てみる

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最近、夢が一つ叶いました。それが、田母神俊雄先生にお会いするという夢です。私が小学生の頃に、田母神論文事件が世間を賑わせていたわけですが、
その後、中学生になった頃に、先生の著書を読んだことで、
「すごくまともな人じゃないか」と感銘を受けたのを今でも覚えています。
これから、継続的に田母神先生のお話をダイレクト出版からお届けしてまいりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それでは、早速田母神先生のお話をご紹介します。お楽しみください。

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司会:
本日も大変素晴らしいゲストの方にお越しいただいております。
早速ご紹介させていただきます。第 29 代航空幕僚⻑、田母神俊雄先生です。

田母神先生、よろしくお願いいたします。

田母神:よろしくお願いします。

司会:それではお話をしていただく前に、先生の方から簡単に自己紹介を
お願いしてもよろしいでしょうか?


田母神:皆さん、こんにちは。危険人物の田母神でございます。
ずいぶん危ない奴だということで、マスコミで叩かれたんですけど、おかげさまでこんなに背が小さくなってしまいました。でも私は本当にいい人です。
私のことを悪いというのは本当に私の一番近くにいる女性だけです。
本当に私はいい人です。
でも私は堅物で取り付く島がないのではないかと
思っている人も多いようです。だから、当初テレビのバラエティー番組にも出て、ずいぶん馬鹿なふりもしました。私は堅物ではなく、アホな部分もあるということを演じました。でも、そのうち癖になって本当の馬鹿になってしまいました。
今日、ダイレクト出版様のテレビに言い出させていただくことになりまして
本当に嬉しく思います。

司会:ありがとうございます。

田母神:私は福島県の郡山市の出身です。福島県は東北新幹線で東京から
1 時間くらいの位置にあります。郡山駅で新幹線を降りて駅から 1 分くらいの
とこに私の実家があるんです。戦闘機でね。20 キロくらいのところにあります。
高校時代まで郡山で過ごして、防衛大学に入って、
そして航空自衛隊に入隊をしました。

(出典:国防のプロと語る「トップガンレポート」2022年12月号)

実は私がなぜ防衛大学入ったかというと、父の強い勧めで入ったという経緯が
あります。私は高校 2 年生まで防衛大学がどこにあるのかも知りませんでした。
どういうものかも知らなかったのですが、1 年半かけて親父の説得を受けまして、それで防衛大学に行くことになりました。

なぜ、うちの父が私を防衛大学へ入れようとしたのかというと、私が大学に入る
ころは全学連闘争全盛時代だったのです。大学に入るとゲバ棒を持って、ヘルメットかぶってマスクをして走り回るというのが定番でした。そういうことを私が
大学に行ってやられたらかなわないと、うちの父が思っていたらしいのです。
たまたま、うちの親戚に陸上自衛隊の 3 佐の人がいました。その方に私の父が話をしたところ、防衛大学に入れれば絶対そんなことにならないという話を聞いて、
それで私が高校 2 年生くらいから防衛大学行けという説得にかかりまして、
そして父の説得に応じて防衛大学行くことになったということです。


司会:そうなんですね。その中で陸海空とある中でも、航空自衛隊を
選ばれたのは、どういった理由だったのでしょうか?

田母神:航空自衛隊に入って戦闘機に乗りたいと思って入りました。
でも、結果としては同期生で防衛大学一般大学 150 人の中で最終的にパイロットになれるのは20 名くらいしかいないのですが、その中に入ることができずに
私は戦う部隊に行きたいと思って、地対空ミサイルという下から飛行機とかを
撃ち落とすミサイル部隊を職種として選びました。

(代表的な地対空ミサイル ソ連の2K12 出典:ウィキメディア)


司会:そうなんですね。先生は航空幕僚⻑にまでなられていらっしゃいますけれど、そのときのエピソードもございましたら教えていただけますか?


田母神:航空幕僚⻑という航空自衛隊のトップにまさかなるとは思っていなかったのですが、いろんな出来事があって何かの加減でなってしまったのです。

だから、運がいいのだと思います。陸上・海上・航空の幕僚⻑の上に統合幕僚⻑という人が、陸海空持ち回りで 1 人います。それにもなるのではないかということもあり、陸海空持ち回りなので次は航空自衛隊の番というのが分かっていました。

私が何も仕事しないでおとなしくしていれば、なった可能性が高かったのです。
でも、私は靖国参拝をしたり、そういうことを現役としてやっていました。

(靖国神社 出典:ウィキメディア)

靖国参拝は総理もしないし、我々が行ったら問題が起きる可能性があるということで、みんな避けるわけです。でも代理は出しています。春季例大祭・秋季例大祭で、陸海空幕僚⻑、統合幕僚⻑の席が最前列の中央に準備されます。
でも本人は行きません。統合幕僚⻑代理として総務課⻑ 1 佐、陸上幕僚⻑代理も
総務課⻑1佐、海上幕僚⻑代理も総務課1佐と続き、航空幕僚⻑だけ本人が出席していました。
何度か行きましょうという、お声掛けもしましたが、皆さん遠慮されるので、
しょうがないということで私は 1 人で行っていました。
それで私は靖国神社と親しくなったということです。
当時の宮司が南部さんという方で、その下に現在の靖国の宮司の山口さんが
権宮司でおられて、非常に親しくさせていただきました。


しかし、うちのスタッフは止めるわけです。
今度、統合幕僚⻑は航空自衛隊の番だから行かないでくれと言われました。
私が何もしないで統合幕僚⻑になって何の意味があるのかと、そんなこと心配するなと、私はつきまくっているから必ず統合幕僚⻑になるからと言っていましたが、なれませんでした。結果として「田母神論文問題」でなれなかったのです。


司会:その論文問題の件も少しお話しいただいてもよろしいですか?


田母神:あの論文はアパグループの真の現代史観ということで募集をしたのです。それはアパグループの代表も日本の戦後の学校の教育とか、国⺠一般の歴史認識は間違っていると、日本は歴史的に見れば素晴らしい国だったにもかかわらず、戦後おとしめられていると、日本が何か悪いことしたみたいだと言っているのです。
ところが真実の歴史は、14 世紀ぐらいの大航海時代の始まりから20 世紀前半
まで、白人国家が世界中を植⺠地にして回った時代です。
当時のフランス革命の
人権と言っても、人権というのは白人にしか認められていなかったわけです。

⻩色人種とか黑人には人権はありませんでした。その大航海時代から始まって、
白人国家が世界をずっと植⺠地にしてきました。アジアで独立国として残ったのは日本とタイだけで、アフリカにはエチオピアがありました。
アジアでもタイは
フランスとイギリスの植⺠地の干渉地帯として、意図的に残された面があります。

つまり日本だけが自力で残ったのです。仮に日本が、当時のアメリカをはじめと
する白人国家の圧力に屈して、植⺠地化を受け入れていたら、戦争にはならなかったかもしれません。しかし、我々は植⺠地で生活していた可能性があります。
最後の最後に日本が立ち上がって戦ったのです。


その結果として、人種平等の世界が来たということです。国連は戦後できましたけど独立国というのは非常に少なかったのです。今は全世界で 200 国もの独立国があります。これは日本が戦った結果だと私は思っています。
だから、これ世界に誇れる日本人の偉業だと思います。
だから日露戦争で日本が白人国家ロシアを初めてやっつけたのです。白人国家に勝った有色人種の国は日露戦争が初めてです。これに対して世界が諸手を挙げて、特にアジア・アフリカ諸国は喜びました。私は大東亜戦争は聖戦であったと、本当に思うのです。

その聖戦を日本はやらなくてもいい戦争をやって、
国⺠を塗炭の苦しみに陥れて、戦後は日本人が苦労したとか、アメリカが占領統治でやった歴史を、今も教えています。その歴史観の誤りが、日本がやっぱり自立した国になる、あるいは世界で尊敬された国になる、国家の政策も自律的に決めていくということにならない一番大きな要因になっていると思います。


司会:事件の当時も大騒ぎになっていたと思いますが、いかがでしょうか?

田母神:石川県の小松基地っていうF15 という戦闘機を40 機ほど持つ部隊が
あります。

(F15戦闘機 出典:ウィキメディア)

私は石川県の小松基地司令を約 2 年間、勤めました。そのときに現地でお友達になったアパグループの社⻑や事務局⻑と出会って、アパグループの論文の締め切りが8 月の末でした。すると、友人が空幕⻑である私のところに電話してきて
「田母神さん、論文募集していますけど出しましたか?」と言ってきたのです。
それに対して「私も出していいんですか?」と答えたら「ぜひ出してください」
という話になりました。それから 2 週間くらいかけて書いて出したのです。

司会:そうなんですね。

田母神:もちろん私もそれを出すことは多少問題になるということは、認識をしながら出しました。しかし、一気にクビになると思っていませんでした。
友人が言ってくるので付き合いのつもりで、出しました。そしたら、最優秀賞に
選ばれて、世間を騒がせることになって、結果として自衛隊を辞めることになったということです。
でも、これはアパグループが論文の最優秀賞を発表した当日の
昼に、当時日経新聞の記者だったと思いますけど、私のところへ来て
「幕僚⻑、アパグループ
の論文で最優秀賞だそうです。おめでとうございます。」と言ってきたのです。その後、アパグループから連絡がありました。それが金曜日で、その日は航空幕僚⻑の定例の記者会見の日となっています。それで、3 時から記者会見を受けました。記者たちは私がアパグループの論文で最優秀賞をもらったことを知っていました。だけど、全く質問はありませんでした。


司会:その記者会見の時は問題は起こってなかったということですね。

田母神:ところが記者会見が終わって私が廊下に出たら、記者の 1 人が追いかけてきて「幕僚⻑、賞金 300 万円が出るそうですが、どうするんですか?」と言ってきたので「皆さんにラーメンを2杯ずつ奢ってやろう」と言っていたぐらいだったのです。でも、これは報告しておいた方がいいと思って、当時、安倍元総理の弟の岸信夫政務官がおられたので、挨拶をして一緒にコーヒーを飲んで
「幕僚⻑、すごいですね」と褒められて帰ってきました。


その後、統合幕僚⻑であった斎藤隆海将に「最優秀賞をもらいました」と報告して、あと増田康平事務次官にも言いました。
すると🚨増田次官が「幕僚⻑、これは報告出しましたか?」と言うので防衛省の内規では、職務に関することを外に発表するときは事前に届けなさいということになっています。歴史の認識の問題だから、それは全く私の職務に関係ない、私でなくても誰でも書けるから報告はしていませんと言ったら、彼はそうはいかないかもしれませんと、その場で言っていました。
ちょっと問題にしたいことがあるという感じが見えていました。🚨彼が騒いだことによって結局、私が自衛隊を辞めることになったと思うのです。

だからマスコミが騒いだのは、私が最優秀賞をもらったことを騒いだのではなく、自衛隊が国の方針に反する論文を幕僚⻑が書いたから、これを更迭するということになって、更迭騒ぎで大騒ぎになったということです。

司会:先生としては更迭にまでなるとは思ってなかったのでしょうか?

田母神:私も「注意」は受けると思っていましたけど、更迭されるとは思っていませんでした。日本の政治、それから防衛省自体も問題を起こすなという雰囲気が
あります。なぜ問題を起こすんだと、何もしなければ問題は起きないの
にという
雰囲気があるのです。でも、私はそれでは、政治が進歩しないし、行政も進歩しないからよくないと思っていました。私はクビになった後でも、なぜそんな論文を
書くんだと言ってくる人もいっぱいいました。書くのであれば、辞めてから書けばいいのではないかと、だから私は言いました。辞めて書いたら誰が取り上げてくれますかと、私が現職だから取り上げてみんな騒いでくれるのでしょう。
そんなこと私もわかっていながらやっていますと答えました。


司会:そしたら日本にとって、あの事件は必要だったのかもしれないですね。

田母神:亡くなった渡辺翔一先生に    (👈「渡部昇一」氏のこと…⁉️🐧⁉️)現職時代からご指導を色々と受けていたのですけど、
渡辺先生は私に言ってくださいました。
「田母神さん、がっかりすることはありません。20 年、30 年経ったときに、
あの田母神論文を境に日本の歴史認識が変わったという時代が必ず来ますから
自信を持って、がっかりしないで、これから行動してください」
と励まされました。嬉しかったです。

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