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満島ひかりさんに惹かれる!映画「ラストマイル」#219

先日、8月23日から公開された映画「ラストマイル」を観てきました!

主演:満島ひかりさん、監督:塚原あゆ子さん、脚本:野木亜紀子さん

友人と神宮球場で花火観ながらプロ野球観戦の予定が、台風により中止。

9月に観ようと思っていたので、予定変更して観てきました。

私も一年間物流倉庫に配属になったことがあるのですが、満島ひかりさんみたいな素敵なセンター長と出会ってみたかったです。

社員が6名で後は派遣とアルバイトで運用しているセンターとのことで、この規模の倉庫と売上で社員人数の少なさには驚きました!

運営面をみても、大規模なグローバル企業で業績もとても高いというのが伝わってきました。

満島ひかりさんに惹かれて観ました!

出典:映画.com

予告編の映像を観ていて、満島ひかりさんが主演!というだけで興味を持ちました。

Netflix作品の「First Love」でも感じましたが、綺麗さと可愛さ溢れる表情に癒されます。

今回の役柄では、外資企業でバリキャリを積みながらも、日本で再起をかけて一拠点の責任者としての奮闘する姿が映し出されていました。

気丈に振る舞い仕事をしている姿をまわりにみせるなか、不安を与えないように同僚の岡田将生さんと一緒にいるシーンでは、どこか肩の力を抜いているところもあり、そこがとても可愛らしかったです。

赤いコートを身に纏っているかっこいいバリキャリの姿や、テントからスウェット姿でオフモードの姿などなど、かっこよさと可愛さが伝わってきました。

セリフだけでなく、表情から心境や状況が感じとれました。

物流の流れが詳細に

出典:映画.com

今回の作品設定で、EC販売業の流れも描かれています。

満島ひかりさんはEC会社

阿部サダヲさんは配送会社

火野正平さん、宇野祥平さんは宅配業者

としてキャスティングされています。

以前1年ほどですが、物流会社で勤めた経験があったので、背景設定がよくわかり、とてもリアルな物流業界の問題にスポットもあてているのを感じました。

上流のEC会社からしてみれば、いかに効率性を高め人件費を抑え、生産性を高めるのか。

そのため、配送費についてもコストを抑えるために、中流にあたる配送会社にとってコストを抑えられた請負金額のなかで、さらにどうコストを抑えていくのか。

最後に、下流にあたる宅配業者は配送車両に限界ギリギリまで荷物を積み込み1度に配送できる荷量を増やし売上をたてるか。また高齢者の働き手が多く肉体労働の負担が多いことも、実際の現場でおきていることでもあります。

私も物流倉庫で働いている時は、いかに長時間生産性高く自分の体を使えるのかを求められていました。

テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」とのコラボレート

出典:映画.com
出典:映画.com

本作では、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」のキャストも警察、検死官として登場しています。

本作のメインに触れているというわけではないので、この2つの作品を観ていなかったとしても楽しめる作品だと思います。

ですが、警察役として登場している面々も存在感がとても際立っているため、全部のシーンでどこかに伏線があり、どこかで繋がるのではないか?と考えながら観てしまいました。

一人一人の役柄や個性が強いほど、どこかに犯人や別の伏線が含まれているのではないかと考えてしまいます。

本作品を観てから、「MIU404」を観るのにはまりました。

まとめ

映画のタイトルが「ラストマイル」なのかは、最後の最後で感じとれました。

一つ一つの伏線が繋がっていないようで、最後に一つになっていき、登場人物一人一人が何かのしがらみから解放されていくようにエンディングをむかえていきます。

満島ひかりさんの上司と部下として登場した、ディーン・フジオカさんと岡田将生さんもとても印象に残ったのですが、今回はあえて満島ひかりさんだけ登場人物はスポットをあてて書かせていただきました笑。

また観たい!

◾︎作品情報

出典:映画.com

テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。
流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。

出典:映画.com

枡田泰明

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