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【IF】Right4ソリューションサービス 情報提供部(ISE)

はじめに

Right4ソリューションサービスは、人の関与が不可欠な現場や環境での作業に対して、worktransform技術を活用した課題解決策を提供するサービスです。

1.特徴

「Right4ソリューションサービス」(ifLink版)は通常のifLinkマイクロサービス(IMS)とは構造が異なります。

ifLinkにつながる多くのモジュールはIFのみ、もしくはTHENのみとなっていて、IFとTHENの両方を持っているモジュールでも、IFとTHENは個別に動作することが多いです。

それに対し、「Right4ソリューションサービス」状況判定部(THEN)と情報提供部(IF)がセットになっています。

「Right4ソリューションサービス」を利用する場合、上図のように、センサー類(IFモジュール)と報知デバイス(THENモジュール)で構成される通常のIF-THENの間にTHEN-IFの形で入り込む構成となります。

本記事でご紹介するのは、「情報提供部」(IF)です。

「情報提供部」(IF)は右側

1.1 状況に応じた情報※をお届けします。

※4つのRight(適時・適量・適言・適切)に基づく情報

●状況判定部から判定結果を受け取る
状況判定部で判定した状況のIDとメッセージを受け取り、報知デバイスに情報を提供します。

状況判定部と情報提供部は、同じ端末にすることもできますが、異なる端末にすることもできます。

現状(2024年3月現在)のifLinkでは、リモートのTHENデバイスにIFデバイスからパラメータ(if_param)を渡すことができません。

そこで、「Right4ソリューションサービス」では、状況判定部(THEN)と情報提供部(IF)の間をBLE接続することで、離れた端末間でも同じパラメータを受け渡しすることができるようにしています。

また、状況判定部(THEN)をBLE通信のセントラルとすることで、ペリフェラルとなる情報提供部(IF)を複数台紐づけることもできます。

●判定結果に応じて情報を送信する
「Right4ソリューションサービス 情報提供部」では、独自の状況判定ルールXMLにより、「状況判定部」から受け取った判定結果に応じた情報(メッセージ)を送信することができます。

状況判定ルールXMLには、暗黙知・プロトコル・プロシージャに基づくマッチングルールが記載され、報知すべき内容を振り分けます。

1.2 状況判定部と合わせることで、独自のレシピを作成できます。

●独自のレシピを作成
「Right4ソリューションサービス 情報提供部」では、独自の状況判定ルールXMLにより、「状況判定部」から受け取った判定結果に応じた情報(メッセージ)を送信することができます。(前述のとおり)

また、「Right4ソリューションサービス 情報提供部」には、ついとなる「Right4ソリューションサービス 状況判定部」があります。

「Right4ソリューションサービス」の中で、状況判定部での判定結果をIF、情報提供部で提供する情報(メッセージ)をTHENとする独自のIF-THENが動きます。

2.ユースケース

【在宅・在所での介助・介護】における見守り支援でウェルビーイングを実現

Right4ソリューションサービスのひとつ、Right4ANSHIN™ powered by ifLink(以下、Right4ANSHINと記載)です。
Right4ANSHINはworktransform®技術を活用した課題解決策を提供するサービスです。

「今日できることを明日もできるようにする」ために、ifLinkにつながるWebカメラ(被介護者の状態を見る)、センサー(被介護者のバイタルデータ)など、さまざまな機器からのデータ・通知を統合して受け取る仕組みが必要となってきます。

Right4ANSHINは、ifLink プラットフォーム上の多様な IoT デバイスと接続し、見守りに必要な複数のセンサー機器情報を束ね、その状況に応じて必要な助言を優先順位づけした上で一か所にまとめて伝えます。

Right4ANSHINと4つのRight

3.関連情報

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