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限界大学生、奔走する。【week8】

こんにちは、来週月曜日に22歳の誕生日を迎える依依です。
21歳を1年間生きた自分へのご褒美に、Colesでマカロンを4つも買ってしまいました。バスを待っている間に2個食べて、今1個食べながらnoteを書いています。誕生日前にマカロンはなくなってしまいそうです。
今週から留学している大学の学部生たちの授業が本格的に始まりました。オリエンテーションなどでずっと毎日どこでもにぎやかな様子です。そんな賑わいを見せてきた1週間を振りかえっていきましょう。
そういえば、ついに同居人が帰ってきました!

寮のオリエンテーション、難易度:鬼

ちょっとピリ辛なソースのピザも好きになりました。

先週の記事に、クラスの人口も寮の人口も増えたと書きましたが、その寮のオリエンテーションが放課後に開かれました。寮でのルールや連絡事項を確認し、お互いに交流するための「アイスブレイクゲーム」を行いました。もう寮生活の半分以上を過ごしてしまっていた自分にとっては今更感が否めませんが、だれがどこに住んでいるのかなどを把握できるいい機会でした。
オーストラリアは色んな国のルーツを持つ人が多いということはわかっていましたが、本当に国際色豊かです。オーストラリア人(Aussie)をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ圏、アジア、アフリカ系までなんでも揃っています。みんなそれぞれの英語の特徴があるので、聞き取りやすさも異なります。声の低い男性のドイツ訛りの英語が一番聞き取りにくいです。あとインドも。
留学する前よりかはリスニング力が上がっていると感じていましたが、やはりネイティブな若者のテンポの速い会話にはまっったくついていけない。オリエンテーション中の説明も難しい単語が並んでいて。パワポ資料のわかる単語とにらめっこしていました。がんばらなきゃなぁ。
海外の人にとって日本人の女の子は実際年齢よりも幼くみられることが多いですが、日本人にとって、海外の女の子は実年齢よりもめちゃくちゃ大人に見えます。私(身長155㎝)よりも背が高くて大人っぽい女の子と話していて、ふとした話の流れで年齢を聞くとまだ20歳になってないとかザラすぎて泣いちゃう。逆に私は21歳なことにすごく驚かれるというね…。

WelcomeイベントのWelcome具合が半端ない。

大学の入学式やオリエンテーション期間によくある「勧誘」とか「新歓」とかいうやつ、日本にあるじゃないですか。私が大学に入学したころはちょうどコロナが始まったばかりでめちゃくちゃ恐れられていた時期だったので、新歓どころか入学式すらなく…。なのでその雰囲気をあまりわかっていなかったのですが、それでもオーストラリアの大学のWelcomeイベントのほうがずっと賑やかだと感じています。
まずはじめに、ガイドブックがスタンプラリー仕様になっています。それぞれの場所で説明を聞いて、グッズや少しの食料などをもらうこともできます。そして、オリエンテーションツアーに参加した学生限定でジェラートをもらうことができます。(私たち語学学校生はこのジェラートはもらえませんが、友人が一口分けてくれました♡)
寮のテナントもあったので、そこで働いている寮の友人たちとおしゃべりをしたり、キャッチボールなどをしました。今の語学学校では私だけが寮生活なので、クラスメイトに「外国人紹介してよ!!」とねだられました。ここだと外国人なのは私たちなんだよ…。半分紹介、半分通訳のような役割を果たしたあとは、$5のバウチャー券(金券のようなもの)をもらって、大好きなチップスを食べました。
カフェテラスではギターコンサートも開かれていて、とっても楽しいイベントでした。

プール、焼きそば、アイス、犬。

辛さが苦手なホストファミリーのために、
お好み焼きソースを混ぜて甘めの味付け。

またホストファミリーが家に招待してくれました。なんか、週1くらいのペースで行ってないか?
プール大好きなホストファザーが「水着持ってきてね!」と毎回欠かさずいうので、もう使わないだろうとキャリーケースに仕舞っていた水着を慌てて引っ張り出しました。この日はホストファザーの友人の家にホームステイしている生徒も預かっていて、私含めて家に子供が5人いる状態。「こんなのはじめて!」をホストマザーが楽しそうに笑っていました。今日のプールはがっつり泳ぐというよりも、ぷかぷか浮きながらおしゃべりをしていました。それぞれの日本への帰国方法とか、土日の予定とか、恋愛話とか(笑)
プールの後は日本食の「焼きそば」を作りました。おたふくのソースとか、焼きそばの麺とかは(ちょっと割高だけど)オーストラリアでも売ってるんですよ。ありがたいです。子供たちだけで食材を切ったり炒めたり盛り付けたり、みんな日本人なのに英語で話しているのは不思議だけど充実した留学感がありました。

またもや卒業。ガチのお姉さんに。

セールだと$11(¥1000くらい)。
あんまい。

ついに、友人3人が卒業してしまったことで私が滞在歴的にも年齢的にもお姉さんになってしまいました。モーニングブレイクでは先生がカラフルなカップケーキをちょっと高級なポテトチップスをもってきてくれたり、卒業式ではクラスメイトによるトランペットの演奏があったりなど、今までで1番盛大な卒業式でした。式の後も、ケーキが出たり手紙の交換などもあって終始にぎやかな雰囲気でした。
人の入れ替わりが激しい中で、たった数週間しか一緒にいることのない人とも卒業式で泣けるほどに情に厚い男の子を見ていいなぁと思いました。
つい数週間前までは人に教えてもらって連れて行ってもらって「ほぇ~」という側だったのに、今では人に教えて連れて行って「ほぇ~」と言われる側になっています。「昨日○○に連れて行ってもらったよ」とか「もうオーストラリアに住みたい」と楽しそうに話す子たちをみて、本当にお姉さんのような微笑ましい気持ちになっています。2歳しか違わないのにね。

増えるイエス、口説くマリア。

サイリウムチックな諸々は、CGの置き土産。

金曜日の夜に寮で「罪人と聖者のパーティー」が行われました。日本で置き換えられるイベントはないのですが、いわゆる仮装パーティーみたいなものです。「参加者は仮装必須(必須ではない)」だったのですが、どこで買えばいいのかわからないし、買うタイミングもなかったので参加しなくてもいいかなぁとか思っていたら、messengerでダイレクトに「パーティー来なよ!」のお誘いが。ピザに釣られて、行く予定のなかった友人も巻き込んで、気持ち程度のサイリウムカチューシャを装備して参加しました。
会場(といっても主催の寮の部屋)で成り行きで悪魔の羽を着させられ、ピザを食べながらアップテンポの洋楽にゆらゆらしていると、目の前にベッドシーツを持った別の部屋の友人が現れました。どうやら「Toga」の仮装をするそうです。ベットシーツ1枚でできるなんてなんてコスパがいいんでしょう。Togaとは古代ローマで着用されていた一枚布の服のことで、このようなイベントでの定番の仮装なんだとか。たしかに、同じような格好をしている人が多かったように感じます。そのほかにもイエスの仮装や天使・悪魔の仮装が多くみられました。二人のイエスが悪魔と話しているのを見たときは本当に面白かったです。また、おそらく聖母マリアの仮装をした女の子がイエスを口説いていて振られていたのも面白かったです。
私はそそくさと1時間程度で撤退しましたが、にぎやかな音楽とバカ騒ぎは12時過ぎても続いていて、たのしいなぁと思いながら自室でのんびりしていました。楽しそうな雰囲気を隅っこでじんわり味わう程度が一番居心地がいいポジションです。

寮のイベントごとではほぼ毎回、ピザかBBQのケータリングが手配されています。こっちに来てピザを食べる回数がとてつもなく多いです。山積みのドミノピザの箱を見たことか。おいしい。自炊では茹で野菜とトーストばかりなので、ありがたいです。
毎回毎回記事の締めに書いている気がしますが、もう残り2週間しかありません。あっという間の1週間を2回過ごせば、もう帰国になってしまうのです。信じられない。毎日毎日、先生たちは「あと○日であなたも帰っちゃうわ!」と言ってくれて、日本で帰国を待ってくれている人たちは「あと少し…あと○日…早く帰ってこないかな…」とつぶやいています。たった10週間の滞在でも別れを惜しんでくれる人がいることも、10週間も帰国を待ってくれている人がいるということも、どちらもうれしいものです。どうせ来週も「あと1週間⁈」と驚いていることでしょう。
お土産や最終日のブリスベン旅行の準備をしながら、残り2週間を楽しく過ごしたいです。
では~

依依

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