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札幌すすきの首なし殺人事件をほんの少しだけ考察する(二)

 7月24日、遺体発見からおよそ3週間。死体遺棄、死体損壊の疑いで札幌市厚別区に住む女性(29歳)とその父親(59歳)が逮捕された。
 父親は精神科医である。報道によると共謀の上ホテルの一室で62歳の男性の首を切断したうえ、頭部を別の場所に運んだ疑いが持たれており、頭部は自宅で発見された。なお、7月25日には女性の母親(60歳)が死体損壊の容疑で逮捕されている。3人は同居する親子であるとのこと。

考察と妄想
 犯人は確実に知り合いであると述べていたのだが、医師の父親が犯行に関わっていることには些か吃驚した。家族関係が歪なのかは知らないが、娘は恐ろしい程の恨みを買う方法で傷つけられたのであろう。精神科医の父親は切断の方法を手解きした可能性があるが、そこは精神科医、外科医ほどのものではなかった可能性がある。
 スーツケースは逃げるためのものかと思っていたが、思った以上に加害者の自宅が近くにあった。おそらくスーツケースは遺体を損壊しバラバラにして持ち運ぶために持ち込まれたものだろう。しかし、頭部の切断で疲労してしまったのか、四肢と胴体はそのままにして早々にホテルを出ている。加害者が思った以上に精神が消耗する作業だったため、諦めた可能性がある。


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