『絵』っと驚く!?なぞなぞイラスト.5
千葉、山梨と移り住み、今は地元京都でイラスト活動をしているイラストレーターいわたまさよしです。noteをご覧頂きありがとうございます。
さて、本日はイラストも楽しめる『なぞなぞnote』のコーナーです。大人になるにつれ、カチカチになってしまったおつむを柔らかくしてみましょう!それでは早速行きますよ(^^)
Q. 1まい、2まい、3まい…この本の最後のページはなんまい?
【いわたのひとりごと】
ちょっと変わったセンスの持ち主さんや奇抜なファッションの事を「個性的」という表現を使いますよね。
イラストの世界ではこの「個性」がとても重要になってきます。今日はほんのすこしだけ個性について掘り下げてみたいと思います。
イラストレーターを目指している方によくありがちなのですが、あえて「個性的」を意識してちょっと狙った作風を描く方けっこういたりします。人と違う事をやってやろうと言う試みは差別化をはかる意味で確かに大切ですが、残念ながらマインドが外側に向いてしまっています。
僕も昔は「個性=人と違う事」と捉えていました。おしゃれでスマートで背伸びしたイラストも描いてみたりしましたし、ストリート系のファンキーなイラストもチャレンジしてみました。
でもこうして長い間、イラストレーターという仕事を通じて自分のイラストと向き合い、そしていわたまさよしとして自分の内面と向き合い続けてみると、あるひとつの答えが浮かび上がってきます。
「個性=本当の自分(本質)」
当たり前と言えば当たり前です。でもみんなやっぱり「私は人と違う」に憧れたりするもの。本当はいい人なのにとがってみたりとかね。
僕は普通すぎる感性と凡人すぎる性格にずっとコンプレックスを持っていました。イラストレーターを名乗ってるのにセンスとか本当にないので。笑
でもそんな僕でも「自分は何が描きたい?きっと自分だけにしか描けないイラストがあるはず」と自分の中にある答えを探し続けました。イラストレーターって自分探しの旅なんですね。(まだ答えは出てませんが)
ご覧になるとわかる通り、僕のイラストは直感的なひらめきや奇抜なセンスはありません。特に目新しくもないコミカルタッチです。
でも今は「自分らしいイラスト」って自信を持っていえるようになりました。自信を持ったイラストはやっぱり生き生きするんですよね。もちろん、仕事なのでただ好きな絵を描くわけではなく、描きたい絵柄とそれが仕事として結びつくかのバランス感覚は必要です。
とは言え、もしイラストレーターを目指している方がいましたら、ぜひイラストは自分を映し出す『鏡』だと思って、素直な気持ちで自分と向き合ってみてください。
昔好きだったもの、感動したものにもう一度触れてみてください。子供の時におこづかいが足りなくて買えなかったものをぜひメルカリやヤフオクで探してみてください。大人になった今だからこそワクワクしてください。
好きなものに囲まれながらイラストを描きつづけたら、きっと答えが見つかると思います。そんな僕は今日も仕事をしながらドラゴンクエストのオーケストラを聴いています(^^)