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認定スクラムマスター資格取得で参考にした情報

ごきげんよう。エンジニア兼コンサルタントのイルネスです。

アジャイル開発の手法の一つであるスクラムを理解する初歩として、認定スクラムマスターの資格習得に向けて勉強したことを記載します。認定スクラムマスターの難易度ははっきり言って低いです。なお認定スクラムマスターは米Scrum Alliance社が認可している研修を受講した者だけが受験することのできる試験となっています。受講料が15万から30万円程度かかりますので企業研修や資金援助の活用をおすすめします。


研修について

認定スクラムマスター研修は公式の他に多数あります。

公式研修

公式認定研修

My ABIは受講費用が安いです。Miroと呼ばれるバーチャルホワイトボードを使った研修を行っており、スクラムを実践する上でノウハウが学べると思い私はABIの研修を受講しました。
追記:事前にスクラムの動画を見ておくことを推奨します。認定スクラムマスターの最低要件である学習時間が確保できます。模擬スプリントでアジャイルのポイントを体験できます。

資格勉強で参考になったURL

受験準備から出題範囲等、体系的にまとまっています。過去問がないため、出題傾向はURLから確認してください。

勉強法

出題範囲は狭いですが、スクラムガイド等の資料は日本語直訳されており理解しがたいです。したがって以下が早いです。

  1. YouTube動画でスクラムの概要をつかむ

  2. 書籍を活用してスクラムガイドに記載している内容を理解する

  3. スクラムガイド等の出題範囲の文章を読み込む

スクラムガイドやアジャイルソフトウェア開発宣言の文言がそのまま試験にでているので、最後は 読み込みになります。なお試験は参考書、書籍を確認しながらの受講は可能です。

トータル10日くらい勉強しましたが、動画を確認してポイントがつかめているのならば研修含め5日で十分です。

参考情報

情報処理推進機構IPAの資料です。「アジャイルソフトウェア開発宣言」と「アジャイル宣言の背後にある原則」の2つをカバーしています。内容とポイントがまとまっています。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/plus-it-ui/itssplus/ps6vr70000001i7c-att/000065601.pdf

参考書籍

スクラムマスターの講師に教えていただきました。今後業務でスクラムを実践する予定がある方は1冊持っていて良いと思います。

  • アジャイル開発とスクラム

  • アジャイルサムライ

  • SCRUM BOOT CAMP

  • SCRAM MASTER THE BOOK

「SCRUM BOOT CAMP」を読みました。実践ノウハウを丁寧に解説されている良い本だと思います。話し言葉で書かれているので少々読みづらいです。軽くスクラム解説動画を見てから一読することをおすすめします。

理解するポイント

ニュアンスを理解すればOKです。理由は試験は参考書を見ながら受験可能だからです。94/100で合格しました。アジャイルの考え方とともに以下3点を理解しておけば楽に合格できます。

  1. 登場人物とその役割(プロジェクトマネジャー、開発者、スクラムマスター)

  2. スクラムの5つのイベントの名称と目的とゴール

  3. スクラムの3つの成果物

まとめ

アジャイル開発の手法の1つであるスクラムは主流となってきています。その源流は日本にありました。認定スクラムマスターは研修受講必須のため、誰しも受験できるわけではないですが、価値あるサービスや商品を作る必須フレームワークになると思います。資格がなくとも実践できますからぜひ動画だけでも見てみることをお勧めします。


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