見出し画像

椎名林檎をよく聴いてた

椎名林檎は思い入れが強いからか文章に自然と熱がこもった。本当に好きだったなぁ。未だに聴き返すのは『無罪モラトリアル』と『勝訴ストリップ』のアルバムとその時期にリリースしてたシングルたち。歌詞の言葉の新鮮さと面白さがたまらなく好きだということを思い出すし、今もこの頃の椎名林檎は私にとって特別。小説家でも柚木麻子や村田沙耶香が椎名林檎のファンなのは完全に世代だと思う。

あたしは君のメロディーやその哲学や言葉、全てを守り通します。

椎名林檎 “幸福論“

あなたが八度七分の声を 使うときは
必ずあたしに 後ろめたいことがあるとき

こだわっていると 思われない様に右眼で 滑り台を見送って
記憶が薄れるのを 待っている

椎名林檎 “すべりだい”

『加爾基 精液 栗ノ花』に収録されてるパワーバラードの“おだいじに”は好きだけど、この頃から歌詞が平易な表現じゃなくなってきて、なんで?思ってた。この曲は儚くて大好き。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?