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名古屋市の無縁墓を探せ!
名古屋市の無縁墳墓について調べた。
自治体が引き取り手のない遺骨をまとめて埋葬していることは知識として知ってはいたが、私の住む名古屋市ではどうなっているかは知らない。
しかし驚くほど情報がなく、「名古屋市 無縁墓」などで検索をするとなぜか八事霊園内の動物の慰霊碑のことばかりでてくるばかりで、場所が全然出てこない。注目度は動物以下だ。
以下にその調査手順を記す。
調査開始
地元放送局の記事で「霊灰庫」という施設が八事霊園内にあることがわかる。
そこから市議会の議事録データベースで「霊灰庫」と検索すると減税日本の佐藤ゆうこ議員による質門が見つかる。そこでおおよその場所がわかる。
こちらが霊灰庫と霊灰碑になります。霊灰庫の上には、このように霊灰碑が建っておりまして、ここに手を合わせにいらっしゃる方があると伺っています。 この場所は、八事斎場の奥のほうの山道を少し上ったところの小高い丘の上に建っています。私が伺ったときも、ちょっと小さくて見えにくいんですけど、ここに赤いカーネーションが供えられています。
「霊灰庫」というのが焼き場で拾骨しきれなかった遺骨や引き取り手のない遺骨を納める施設というのがわかる。拾骨の際に骨壺に入り切らなった遺灰も一つにまとめられている。ちなみに年間7トンほどらしい。
つまりこの施設は必ずしも所謂「無縁仏」のためだけの墳墓ではないので、正確には無縁墓ではない。
さらに減税日本の公式ホームページで佐藤議員の議会質問の写真を見つける。
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石碑の奥にネットが見えることから、この施設はグラウンドに面して、木に囲まれていることがわかる。
Google Mapで航空写真を調べる。
八事霊園付近には2つのグラウンドがある。その中から条件に当てはまるのは南側グラウンドの西側エリアだ。
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拡大。
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佐藤議員の写真とも通路の形が一致しているように見える。
ストリートビューに切り替える。さすがに霊園内にまでは入れないが先程の地点の手前に案内板を発見。
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確かに道はやや傾斜しており佐藤議員の「山道を少し登ったところ」という発言とも一致する。
どうやらこの場所が名古屋市の無縁墳墓らしいことがわかる。火葬場の裏手、動物用火葬場脇の駐車場の近く。
今度確認しにいこう。
↑実際に行ってみた実地編