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ぐだぐだ日記(2023/12/25~2023/12/31)

2023/12/25
 腰を痛めてしまって連日寝込んでいたが、そうも言ってられない状況なので湿布の力で活動する。腰や頭だけでなく、最近は右膝も以前に比べて力が入らなくなり、ここにきてガタがでている。運動不足といえばそれまでだが。まあ、泣き言いってもキリがないので、ここから気を引き締めて頑張って原稿の修正をするが、直すところがいっぱいあって困惑するし、やる気はあるものの頑張る力が落ちている自分がいる。野心の喪失というか……さて、どうしたものか。

 以前注文した机の下に取り付けるキーボードトレイがようやく届き、机に取り付けることができてよかった。海外のものだったので、3週間ほどかかってしまった。これにより椅子にもたれながらも文章が書けるし、もちろん姿勢を正して文章を書くこともできる。ただ若干角度が下がってるのは仕様なのだろうか。交換できるなら別の商品に変えたい。

2023/12/26
 
全くといっていいほど原稿が進んでいない。自分の駄目さ加減に辟易する気ももはや起きないし、諦めつつも今やれることをやる。以前は、やらねばならぬという使命感と責任感から、無理やり自分自身の心と体に負荷をかけて加速させていたが、2020年以降は徐々にそのやり方も難しくなった。そんな心のドーピングはいつまでも続かないし、続いたら死んでしまうのだ。それなりに長く生きたことで、今回で無理するのも最後と自ら言い聞かせることもできなくなったし、経験の積み重ねから投了の筋道がみえるようになってしまったのである。要するに粘り強さが失われており、人生の投了までみえる始末である。参りました。……まあ、それでも、結局は続けているわけで、やるせない諦めの悪さだけで飯を食っているようなものである。見る目がない。

 昨日届いたキーボードトレイが、やはり下に傾いているので返品しようかと思ったが、代わりのものも見つからないので、とりあえずアマゾンで工具を注文して直すことにした。工具代も含めると結果的に高くついてしまった。計8,000円也。嗚呼、人生は厳しい也。
 アマゾンといえば、今日腰痛ギブスが届いたので試しに着けてみたらこれはいい。机に向かえる時間は増える。やったね。 

 しかし、井上尚弥は凄い。油断のなさと勤勉さは、自身がやっている仕事への敬意からきている。

2023/12/27
 先週から布団で寝ておらず、気がつくと机の上か床で寝ており、これが腰をいわした要因の一つだと反省する。布団はさておき、その昔小泉義之先生が、若い頃は一か月近く(一週間だったかな?)研究に集中して風呂もシャワーも入っていなかったと不衛生自慢(!)しており、その金言にあやかって僕も今回五日間試してみたが、体力の回復も気持ちの切り替えもできず、たんに原稿に集中できずに終わった。今度会った時には「蹴りたい背中」ではなく、背中を蹴った方がいいんじゃないか。ちなみに、今回風呂シャワーナシ生活を試してみて、忍耐力があって気持ちが切れない人なら向いてるかもしれないとは思った。「老人と海」ならぬ老人と風呂。「海辺のカフカ」ならぬ山羊座のヨシユキ(※忍耐力高)。僕の場合、トライ&エラーでわかる人間なので試してみていい経験になったが、いまやるべきではなかった。しかし、そんな小泉老師の与太話を、真面目に受けてしまう僕はやはり真面目なのだろう。

 キーボードの角度がおかしい。工具を使ってみたもののさして効果もなく、できるだけ抗ってみたが返品して別商品を購入するべきか。ううむ。

2023/12/28
 今朝起きたらまた腰がビキビキしたので、大事をとって今日は仕事を休むことにした。健康第一。腰は大事。

 締め切りをいかにして延ばすか、ということを教えてくれたのは岡﨑乾二郎先生である。彼の締め切り話で蒙を開いた僕は、天城越えならぬ岡崎越え(?)を果たし、いまでは締め切り越えの安田という異名(悪名!)を獲たのである。おめでたい話だ。

 ところで、先日井上尚弥と対戦したマーロン・タパレスが、自身に子どもができてから練習の意識が変わったという話しを聞き、なるほどと思った。タパレスの試合は京都と大阪で二度見ており、緩慢な動作から急に俊敏な動きをとって倒しにかかるのが彼のスタイルだが、それは12R通じてしんどいことをしたくないという意図が透けてみえるスタイルでもあった。とくに、体重超過に加え、大幅な体重増量で大森将平に勝った試合は、ルイス・ネリが2018年に山中慎介を倒して悪名を轟かせるまでは、体重超過といえばタパレスというほどの悪印象だったのに、それが、あんな勤勉に規律訓練されたボクサーになるとは。いやはや。
 そういえば、小泉義之先生も結婚して子どもができると研究への意識が変わる云々言っていて、当時は老人の戯言だと思って聞いていたが、案外そうなのかもしれない。しかし、この手のおめでたい話はない。真っすぐな道を歩めない院生は、恋愛も結婚も育児も締め切りも逃すのである。嗚呼、無情。

2023/12/29
 いやはや、ようやくテンション上がってきた。ギリギリ中毒者でもあるが、余計な考えや状況を取捨したからだろう。今頃になって…困ったやつだ、困った安田。
 ただテンションは上がってきても、身体がついてこない問題は残っている。腰痛ベルトで抑えられてはいるものの、とくに腰の痛みは…



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