掃除論

#338 掃除論

はじめに

思考論を作成する前に掃除論を作成しようかと思った。しかし、1万5千文字の文量を掃除をテーマに書くことができるかどうかは不明だった。さらに、思考論に意識が向かったために思考論を書くことにした。

掃除論を書くにつれて、考えることは、思考論との繋がりを意識することである。また、思考論はnoteで売上を上げていくためにはどうするかなどの考えについての補助的な小論文のようになっている。

けれど、その小論文を読んだ所で、いきなり売上が上がるとは言えない。また、考えると言っても、何をどう考えていいかがわからないと、作業が前に進まない。そこで、今回は掃除論を書くことにした。

掃除論は、掃除をすることによって、やることや頭の中が整理される感覚へと導き、より良い策を生み出すことを目的とする。また、掃除は簡単だし、費用をそんなにかからない。

よって、起業をした者、起業をしようとしている者が簡単に取り組みやすい作業である。Webサイトの立ち上げやサーバー契約などよりも、ずっと簡単だが、その効果が不特定で取り組みにくいのが掃除の課題だろう。

この掃除論の結論は、掃除をすることによって仕事がうまくいくようになるだろうと言うようなものになるだろうが、その検証や効果の断言的な確定はなかなか難しいと思われる。

けれど、ある程度、感覚的な要素を働かせて、マーケティングをしたり、起業をしたりするわけで、同じように感覚的に効果が期待されそうであれば、それを成すことが大事だろう。

このタイトルを掃除論ではなく、清掃論とか、整理論とかへの意識もあったが、掃除と清掃は似つく。また、整理論はまたの機会に書くかもしれない。なぜなら、整理は大切だからだ。頭の中が整理されていることは大事だ。

特に、仕事となると、プラン、計画、計算、段取り、構図、アイディア、実行と言うような感覚で物事が進んでいく。その時に、頭の中がごちゃごちゃだったらどうだろうか。ビジネスもこんがらがる。

つまり、意外と重要視されていない整理と言うキーワードが非常に重要だったと言うことに後から気づいたとしても仕方がない。もちろん、起業進行中であればまだいい。けれど、起業を終えた後では手遅れだ。

もちろん、再度起業をする時に教訓も兼ねて、整理を大事にしようと言うのであればいい。けれど、チャンスが何度も訪れてくるとはわからないし、実際には何がチャンスなのかも微妙によくわからない。

理由は、論理的に整理されている状況でビジネスを進行していれば、そのチャンスと言わんばかりの状況は論理的な想像によって、ある程度は予期できる。つまり、必然的な行動や習慣が生み出した単なる結果に過ぎない。

また、チャンスが到来する環境を作り出しておけば、そのチャンスと言う機会が、何度も訪れてくることになる。なぜなら、意図的に作り出しているからである。

つまり、整理されているかどうかによって、訪れていない未来の結果をある程度は想像上でも扱うことができるようになることは目標であり、それが実現できれば最も良いと言うことになる。

けれど、整理よりも、やることと言えば、掃除の方が先のような気もする。つまり、汚れている場所を掃除しないと綺麗にならない。つまり、整理や整頓、整理整頓はその後でもいいわけだ。

どちらが先かどうかと言うことは分かれるかもしれないが、掃除を先にしておいて良いという判断のもとで、掃除論を先に書くことにした。また、掃除について考え、書くことによって、掃除へとの意識に結びつきやすい。

要するに、掃除はある程度、毎日行うことが想定されることであり、それを毎日行うことはブログを毎日更新するかのように、何の意味があるのかと言うことへとも繋がる要素を持つ。

また、毎日行った方がいい掃除を実際に行うことで、毎日行った方がいいことへの関連的な習慣を持つことができれば、ブログやnoteを毎日更新するような流れにもうまく繋がる可能性もある。

実際に、ブログやnoteを毎日更新した所で何がどうなるかはわからない。けれど、noteを毎日更新して、有料noteを書き、有料noteが売れれば売上になる。そういったメリットがある。

それは、毎日掃除をすることが売上に繋がらなかったり、売上に繋がり実感を持つことができなかったりするかもしれないが、その流れでnoteを毎日更新し、有料noteが売れたら、無理矢理でも因果関係を結ぶかもしれない。

仮に、毎日掃除をすることが毎日noteを更新することに繋がり、その毎日noteを更新することが、有料noteを更新しやすくし、有料noteが売れれば、その流れをルーティングワークとして決めるかもしれない。

もしも、その流れで売上が上がっていくのであれば、毎日何をすればいいのかが決まってくる。それも掃除もnoteも毎日行った方がいいものであれば、一石二鳥な感覚になる。

実際に、フリーランスや起業をした時に、ルーティングワークを決めるのは当人であることが多い。しかし、何をすれば、何を毎日すれば売上に繋がるのかが微妙にわからない。

けれど、掃除やnoteを毎日更新することが売上を上げるために必要なことであろうと感覚的にもわかってくれば、それを行えば売上が上がると言うような確信を持ってくることもできるかもしれないと言うことになる。

実際に、それは売上を上げるためのルーティングワークとなるものであるから、将来を通じて安定した収入を確保するための仕組みになることもある。その仕組を自分で実感しているかどうかは将来の安心さにも関わるだろう。

特にフリーランスの最初の課題は安定的な収入を確保するためにはどうするかを考えることでもある。もちろん、どうしたら売れるか、何が売れるかは大前提だと言う時の話だ。

けれど、それらの課題をクリアしていくためにも、何が売れるのか。どうしたら売れるのかと言うことを継続的に実践して検証をしていかないといけないわけだ。そして、それは自分で体感し、身をもって理解した方がいい。

そういうわけで、掃除を進めるためにも、売上を上げていくためにも、今回は掃除論と言うタイトルで話を進めていくことにする。わかりやすいものになるといい。

1 トイレ掃除は代表的だろう

仕事の生産性を上げようと考えた時に、掃除として思い浮かぶ場所としてトイレがある。なぜかはよくわからないが、なぜかなんとなくても、納得が少し感じる要素となる。なぜかを少し考えてみる。

まず、トイレは放っておけば臭いが充満する場所である。よって、その臭いの元を取り除かないと利用者が減っていくと考える。なぜなら、臭いのキツイ場所には訪れようと思わないからだ。

つまり、それが店である場合、店のトイレが汚く、臭いがキツイ場合、そのトイレのイメージが良くなくなり、店のイメージも良くなくなる。また、その店の清掃や掃除がキチンとできているかどうかも少し微妙になる。

もちろん、たまになら仕方がないこともある。利用者の誰がが一時的に汚してしまった後かもしれない。けれど、毎回のことだったらどうだろうか。選択肢が増加した時代に、選ぶことができるなら綺麗な場所に行く。

また、食品関係を扱う場合、それは商品の品質に関係してくる。つまり、トイレが汚いと掃除をしていないと考えられ、もしかすると、調理場などの掃除も手を抜いているのではないかと思われてしまう。

よって、清潔ではない機材で調理しているイメージが付いてしまうかもしれない。よって、その食品の品質どうのこうの問題ではなく、衛生面で大丈夫かどうかが問われてしまう。

今回の対象はあくまでもnoteユーザーでかつクリエイターで有ることを念頭においているために、商品が記事の場合、衛生面があまり関係のないように思われるかもしれない。けれど、それを繋げたらどうなるか。

簡単ではないが、繋げてみる。まず衛生面から少しは離れることになる。なぜなら、記事はWeb上にあって、その衛生的な所と現実の場所は関係が0ではないが、同じ空間とは言いにくいからだ。

よって、作業場が衛生的に良くなかったとしても、記事の衛生的な要素には繋がりにくい。最も、作業場が衛生的に良くないために、不快感が残る状態で作業をしていれば、不満を抱えたままで作業をしていることになる。

その場合は衛生的な問題と言うよりも、記事の論理的な構造の問題に反映してくると言える。もちろん、作業場が衛生的に良いことには越したことはないかもしれないが、記事空間とはまた少し意味合いが異なる。

つまり、記事と言う名の商品の品質には影響が出てくるとは言える。前述した通り、問題を放置させている状態で記事を作成したとしても、頭の中が整理されているとは言いにくいためだ。

もちろん、問題は多種多様にあるために、全てを解決した後に記事を書くと言うのは厳しい話だ。しかし、臭いの問題は、生活習慣上の問題であり、近い問題となる。近い問題は問題意識の距離とも近いはずだ。

物理的な距離の近さは頻繁に接触する問題であり、問題解決の緊急性も強いと判断される。つまり、繰り返しのストレスになる傾向にある。よって、ストレスが慢性化された状態の記事は良質な記事とは言いにくい。

よく店ではチェックシートのようなものが使われている。作業をした時間帯、名前などが書かれていることが多いだろう。それだけ、多くの人が気にかかり、重要な所でもあると言うことだろう。

実際に、店の空間から物理的に離れた個別の空間としての場所としてのトイレになる。それは、他の人と離れたプライベートの空間であり、落ち着ける場所であることの重要性もあるだろう。

その時に、問題が散乱していると落ち着くことができない。そうなると困る。生理的な問題は一時的に我慢をすることはできるかもしれないが、限度もある。

もしもその時にトイレが清潔であり、円滑に使うことができれば、その緊急的な時に、冷静になって対処できるだろう。けれど、その感に余計な問題やストレスを帯びることがあると冷静さを欠いてしまう。

また、落ち着いた状態でトイレを出ることができれば、商品を購入する流れもイメージできるだろうし、トイレに居るときから落ち着いていれば、その時に商品を購入するイメージを描くこともできる。

店に行く目的がトイレではない限り、商品を購入する流れでトイレに立ち寄ることが多いはずだ。つまり、そこは途中地点であり、目的は商品を購入することである。その間にストレスが発生すると手順が狂うこともある。

よって、トイレが清潔で使いやすい状態であれば、利用者の購入の流れが自然に進む可能性が高い。よって、商品の購買を促進し、売上や売上高の増加に繋がる可能性が高いと言うこととは言えるかもしれない。

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