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#343 売上論

はじめに

整理論と平行で売上論を書き始めた。理由は先に売上についてある程度突き詰めて考えていた方が、整理をしたり、整頓をしたりする方向性が定まるとも考えたからだ。

また、お金、売上、収入、年収、収益、給料などのお金が関わる話はなかなかしにくいものだ。しかし、お金がないと、色々と生活が回らない時代になってきている。

つまり、お金は大事であるが、お金について真剣に考えることがあまりない。よって、お金とは何かがわからず、何なのかも曖昧にしているような状態である。

それでは、今後の事業を進めていくにあたって、先に進みにくい。記事を書いても売れなければ、何のためにnoteを使い始めたのかわからなくもなる。つまり、記事を書いて売ることは想像の世界となってしまう。

しかし、すでに現代は、記事を書いて有料設定ができる。そして、決済が可能になっている。後は購入の手続きを読者、利用者、顧客が行うだけになる。そしたら、売上が上がる。

その作業はおそらく、クリックを何回か押して、記入欄に記入事項を書く。作業としてはサーバーを契約する時のような手順のように、ほとんど軽作業だ。

けれど、購入に進まないのは、購入する気がないからだ。サーバーはある一定の期間、Webサイト、HP、ブログを運営し、そこから集客を成立し、売上を上げていこうと考えるなどのために手続きをする。

それと同じようにnote記事も働くとをしたら、購入の可能性が出てくるとは言えるわけだ。つまり、Webサイトを運営していく中で、売上が上がらないから売上論を購入して売上を上げる確率を上げようなどだ。

ほとんどの記事は売上論のようなわかりやすいタイトルではないだろうが、要するにビジネス用の記事ならビジネスに活かせないといけない。それが成立しないと購入もできないわけだ。

つまり、ビジネスに活かすことができる記事なら売れる確率が高いと言うことになる。売上論は、ビジネスの目的が売上になった時に、売れる可能性があると言うことになる。

もちろん、売上は個人や企業の上げるべき項目となる。しかし、新規事業の場合、その当人が売上を上げることを目的としていないことも考えられる。つまり、社会を変えるための事業である場合だ。

それは売上は二の次と言う考え方だ。つまり、売上は上げるべき項目だろうが、社会を変えるための研究や実施の方が重要であるために、意識はしているが、最優先的な事項としての考えを持ちにくい要素となってしまう。

しかし、近年はそんなことも言っていられない時代に来ている。問答無用な感じで税金が上がっていくからだ。つまり、お金を稼がないといけない。その現実が存在する。

それは、売上は二の次で社会を変えることが優先だと言っても、そのインフラやバックアップのシステム、仕組み作りに遠のいているという事でもある。そして、やるなら自分で作らないといけない。

つまり、自分で売上が上がる仕組みを作り、その仕組みとは別に社会を変えるための事業を作って、社会を変えていくと言うようなことをやらないといけない時代に来ている感じがする。

そのため、ブログで収益を上げようと言う気持ちが働くのである。ブログを書いて売上を上げていくことは楽して売上を上げていく感覚もある。しかし、実際には厳しいと言うよりも、それが本当の本質とはいいにくい。

つまり、それは単なる収益の源泉であり、他の事業では売上が回収できる見込みがないから、その源泉から生まれる収益で他の事業の運営をカバーして社会を変えるための事業を存続させていこうと考えるわけだ。

その理由に、社会問題が身近に溢れ、その影響を社会的に自分が受けているからである。そのため、社会を変えるための事業ではないと、周りの理解を得ることが難しい。

しかし、新規事業と言うのは、顧客数が少ない。その上で、売れるものもわからないし、仕組みがない。それだけでなく、既存の需要と供給が存在しないのが大半だろう。よって、前例が少なくて、購入する側も購入しにくい。

つまり、事業の成立上として売上が上がりにくい性質を持っていると言える。それに事業を立ち上げる前から気づいている。または非営利事業である場合はそもそも売上を上げることを目的としていない。

けれど、社会を良くする、継続する、変えるためには必要な事業であり、他の人間が事業化できなければ自分が行うしかないと言う感じになる。よって、非営利だとしても参入しなければならなくなる。

しかし、世間は参入が非営利だとしても反応は冷たい。そもそも、前例が少ないし、色々と窮屈になる感じもする。実際に、自分が動く立場として動かないとなかなか受け入れ難い。

つまり、労働者と言うよりは能動者にならないと、共感と実感、体験、体感、行動の自己正当化が成立しないために、なかなか距離を置くことになる。

また、効果は不特定である。さらに周期的になる。これはとても大変である。もはや信念のレベルでないと続けることが難しい。ブログを書いて収益を上げると言う目的はまだ金銭的報酬の期待がある。

その点、継続のハードルは低い。つまり、金銭的報酬の経路は見えている。あとはそれを実現するだけになる。しかし、記事の作り込みやサイトの浸透性が低ければそれらのを実施したり、認知活動をしたりしないといけない。

大抵はSEOやSEMと言うような言葉、コンテンツマーケティングなどと言う言葉で区切ることになろうが、それらの成功法則と言うものの定式はまだあるとは言えない。

売上と収入は少し異なる。収入を上げるには雇用状態として働けばいい。経済圏が出来上がっている場所においては選択肢もある。それは比較的に簡単と言えば簡単だ。

しかし、売上を上げるためには、仕組みそのもの、商品そのものを作らないといけない。その期間の売上は上がることは見込めない。そこからのスタートである。

noteの難しさは1対1を想像していたものにとって、1対多数となる傾向があると言うことにある。特にタイムチケットは1対1を基本ベースとしているため、それらの対応は異なると考えられる。

つまり、層に向けて販売をするのか、一個人に向けて販売をするのか的な感じにもなる。それらをひっくるめて売上が上がれば面白いだろう。その面白さを得るためには、時間がかかることも想定した方がいい。

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