見出し画像

年齢を積み重ねてカウントするナンセンスさ

俺はそろそろ30歳になる。彼女が最後にいたのは5年前。まだ俺がイギリスにいた頃だった。それから帰ってきて未だに彼女がいたことがない。5年彼女がいないのは、なかなかの事故物件要素があるのだが、脳科学と生命科学を勉強していてみると、どうも恋愛が「子孫を残すための、遺伝子による洗脳」にしか思えず、なかなか思考が偏ってくる。

そんな俺はいま、なぜか知らないけど「別れの曲 失恋ソング集」というものを聞いている。JPOPの数年前の曲たちがライブラリーされている、なんとも懐かしい曲たちのプレイリストをYoutube Musicで再生している。どうやら俺は失恋の気分を味わいたいのかもしれない。


今の年齢は、死ぬ年齢を基準に考えればい

というのが俺の中の理論にある。例えば23歳と89歳の人がいて、どちらも明日が命日だとする。そうすると残りの人生はお互いに1日となり、死ぬ日を基準にした計算だと、同じ年齢となる。

もちろん、23歳と89歳ではコンディションやもろもろの条件が異なるので、正確に同じ年齢 と表現すると細々突っ込まれそうなのでそこは、よしなに解釈してもらうとして、そのような考えがあるということ。

日本人の平均寿命を85歳だとすると、自分が95歳まで生きれば、今の実質の年齢から-10歳すればよいし、自分が75歳まで生きるのであれば、今の実質の年齢を+10する必要がある。つまり、今が30歳だとしても、40歳なのである。


この考え方のメリット

この考え方のメリットはいくつかある。

1.  健康と長生きを意識できるようになる
2.  もう30歳だから、そんなことできない のような年齢による制限があまりなくなる
3. ゴールをしっかりと定義できる

のようなもの。やはり人間はゴールがないと (つまり自分が何歳で死ぬか) 日々をダラダラしてしまう。スティーブ・ジョブズも言っていたけれども、「毎日、明日死んでも後悔しない1日にする」(のようなことを言っていて) というように、死を意識することで、今日を充実に、かつ将来を計画的にプランできるようになる。はず。


なので、自分の人生をカウントアップしながら積み重ねていくのはナンセンスで、自分の終わりを自分で定義しつつ、そこまで生きるにはどのような健康ステータスを維持すべきなのか、いくつまでになにをすべきか。などの未来を、ようやく意識できるようになるはず。


だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?