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初めて他人に内定を出した話

今の会社は2人。1年くらい前に知人の先輩と事業をつくり始めている。それがなかなかスケールしてきた。

今日の朝か、メールを見ると大学4年生と名乗る男性から自分宛てに「インターンに関して聞きたいです。」とメールが来ていた。エンジニアとしての応募だった。

日曜だけど、ちょうどオフィスにいてアニメ、「ランウェイで笑って」を見ていたので、「今日オンラインで会話しますか?」と言ったところ、問題なさそうだったのですぐに会話した。


脳科学専攻の面接

今の会社は公式なエンジニアはいない。自分もできるけれどもエンジニアの専属というか、デザインの方をメインで見ないといけないのでそこにフルコミットする時間はなかった。なので、ちょうどまさにエンジニアを欲しかっていたところだったので、とても良かった。

もちろんエンジニアとしてのスキルは大事なんだけど、個人的には、脳の仕組みを重要視してしまう。脳の構造さえわかれば、基本的に問題ないと思うので、スキルより前に、とにかく脳を知る必要があった。

具体的にどうやるねんや。というのはぶっちゃけすげー適当で。この人の理性コントロールの方法とか神経伝達物質をコントロールするのかとか、何がモチベーションに関わっているのか。それが知りたくて、それが知れそうな質問をぶつけていた。


15分くらいで決めた内定

もう最初の15分くらいで、今のうちの会社に必要だとわかったし、考え方としても、すごくあっていたので、その場でオファーを出した。

これが、俺にとっては初めてで、彼が俺の直属の部下になる。このことがなんとも俺を緊張させる。街角で美女に声をかけるのとは比にならないくらい、なぜかプレッシャーだった。

ウチの会社に時間を使う彼にとっても、今の会社を大きくしなければならないし、会社が彼に最大限貢献できるようにしていかないといけない。そして俺は彼と、さらに良いものをつくらないといけない。スタートアップって、まじでやることあって、自分で「プランニング、デザイン、エンジニアリング」をしないと行けなかった。今後はそれに加えて「マネージメント」がある。頭が回るだろうか。一応彼はまだ社会人経験がない。

というのが、どうも面接後から引っかかった。

まあこういうのはなれなんだと思うけど、この感覚はいつまでも忘れず、他人にオファーを出して、一緒に働くということ、他人の時間をもらうということを忘れずにいていたいと、素直に思った。


これからすごく楽しくなりそうだし、もっと加速させないといけない。もっと素敵なものを作らないと行けないし、自分ももっと勉強をしないと行けない。


1週間後もイメージできないスタートアップが、今はただただ、楽しいな。やるぞー!

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