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キャリアと人生は多様が当然

Note更新が滞っておりました、皆様ご無沙汰しております。

この数ヶ月運営メンバーもそれぞれ忙しく働いておりました。新規事業の立ち上げだったり学会運営だったり大学院だったり……。
とはいっても、医局にっぽんとしての活動は相変わらず緩めに途切れず続けてさせていただいています。

さて、今日も振り返りからのこぼれ話です。
振り返りでは臨床面の話はもちろんですが、専門医取得を含めたキャリアの話・自分の人生の話など話題は様々上がります。
今回はそんなキャリアと人生の話で終始しておりました。

専門医を取得するための条件は様々ですが、概ね認定施設での決められた勤務年数・レポートや経験事例の提出を踏まえて面接や試験を突破することが求められております。
我々がよく関わらせてもらっている家庭医療の領域で言えば、(大雑把には)4年間のローテーション・20本のポートフォリオ・経験を記載した手帳の提出が求めています。

フルタイムで数年間勤務する、ということを専門医では当然として求めてきます。
ここで一つ考えなければいけないのは「私たちの人生」についてです。
専門医を取ろうとしている専攻医時代というのは、ライフイベントが大きく変化しやすい時期です。収入が一定で確保できるようになってくる・医学部を現役ストレートで卒業した人であればちょうど26-30歳頃。これっていわゆる適齢期だったり、パートナーがいれば子供を考えやすい時期でもあるわけです。
ライフイベントの揺らぎは仕事にも大きく影響します。一人産まれるとすごーーーーく予想外が溢れてくるのが子育てですので、それが二人・三人となったらどうなってしまうでしょうか!

卒業から最短で専門医を取れる人もいれば、そうはならない人だっていますよね。
人生が多様である以上、専門医取得だって多様であるはず。専攻医の人数だけ人生があり、その人生ごとにキャリアの構成を考えることが求められている。
だとすれば、それぞれの人生の選択を尊重した上でその中で目指したい夢やキャリアを支援していくことが、キャリア支援の肝と思いました。

文字に起こしてしまえば当然ではあるんですが、今回の振り返りを踏まえて改めてキャリア支援の奥深さを感じたのでした。

私たちの活動に興味を持って頂いた方や詳しく話を聞いてみたい方は、ぜひご一報ください!
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