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【投資】積立FX☆安定して将来の貯蓄を増やす方法

積立FXとは・・・

積立FXは、外国為替取引(FX)を通じて、定期的な投資を行う方法の一つになります。通常のFX取引と異なり、積立FXでは毎月一定額を投資することで、為替市場の変動を利用して利益を上げようとします。毎月ではなく、毎週や毎日積み立てることも可能です。この方法は、少額から始められるため、投資初心者や資金が限られている人にとって魅力的ではないでしょうか。

積立FXのメリット

積立による投資は『ドルコスト平均法』という方法になりますので、下記のようなメリットがあるのが魅力です。

  1. リスク分散:積立FXでは、定期的に投資することで、市場の変動リスクを分散することができます。為替市場は常に変動するため、一度に全額を投資するよりも、長期間にわたって積み立てる方がリスクを軽減できます。

  2. 資産の自動増加:定期的な積み立てにより、資産が自動的に増加します。毎月一定額を投資することで、将来の貯蓄目標に向けて着実に進んでいくことができるでしょう。

  3. 為替レートの平均化:積立FXでは、為替レートの平均を取ることができます。為替市場の変動に左右されず、長期的な視点で資産を増やすことが可能です。

積立FXの注意点

  1. 市場リスク:為替市場は変動が激しいため、投資額が元本割れする可能性があります。特に短期間の積立では、市場の変動によるリスクを考慮する必要があるため、5年10年20年といった長期間の運用が必要になります。

  2. 手数料:FX取引には手数料がかかります。積立FXを行う際には、手数料の詳細を確認し、コストを最小限に抑えることが重要です。デイトレードのような短期取引では手数料が何度もかかってしまうため、長期取引で取引回数を最小限に抑えることが必要になります。

  3. 為替リスク:為替市場は外国為替レートの変動に左右されます。円高や円安などの為替リスクを考慮し、投資先の通貨について慎重に選択する必要があります。積立する通貨は1つに限定せず、複数の通貨を運用することでリスク分散することが大切になります。

  4. ロスカットリスク:市場の急激な変動や不利な為替動向により、投資額が一定の水準まで減少した際に自動的にポジションを決済する仕組みになります。このため、投資額が元本割れし、資産が無くなるリスクがあります。特に短期間の積立では、市場の変動によるロスカットの可能性を考慮する必要があります。元本割れしないように、口座には十分余力のある金額を確保しておくことで対策可能です。

積立FXの効果シミュレーション

例えば、毎月1万円づつアメリカドルに20年間積立投資をしたとします。その場合、為替レートが変動したことによる利益損益だけでなく、スワップポイントという金利を受け取ることができます。
下記のグラフは、そのシミュレーション結果になります。

アメリカドルを投資効率2倍で毎月1万円積立てた場合のシミュレーション

為替レートに変動がなかった場合の結果ですので、投資総額240万円は20年間毎月積立てた金額になります。この金額にプラスになってくるスワップポイントが20年間で約580万円というシミュレーション結果になります。
わかりやすく言うと、毎月1万円づつ20年間アメリカドルに積立てることで、約580万円もらえるということです。
さらに為替レートの変動で利益になるレートの時に売却することで、さらに増えた金額として回収することができます。

積立FXの始め方

  1. 口座開設:積立FXを始めるには、まずFX取引口座を開設する必要があります。様々なFX取引口座がありますので、自分に合ったFXブローカーを選択し、口座開設手続きを行います。口座開設は難しくありません。

  2. 投資額の設定:毎月の投資額を設定します。自身の財務状況や投資目標に合わせて、無理のない範囲で適切な投資額を決定しましょう。

  3. 通貨ペアの選択:積立FXでは、通貨ペアを選択する必要があります。通貨ペアとは、どこの国の通貨を選ぶかということです。主要通貨ペアや安定した通貨ペアを選択することで、リスクを軽減することができます。

  4. 自動積立の設定:口座に自動積立の設定を行います。定期的に投資を行いたい金額と頻度(毎月?毎週?毎日?)を指定し、自動積立を行うことで、投資を継続的に行うことができます。

まとめ

積立FXは、定期的な投資を通じて将来の貯蓄を増やす新しい方法です。リスク分散や資産の自動増加などのメリットがありますが、市場リスクや手数料、為替リスクに注意する必要があります。投資を始める際には、自身の投資目標やリスク許容度を考慮し、慎重に計画を立てることが重要です。本記事の情報だけでなく、十分調べて理解した上でチャレンジするようにしましょう。

株は、企業の問題騒動や倒産した場合、取り返しがつかない損害を被る場合があります。その点、外貨預金の場合、その外貨の国がつぶれない限りは十分対策をすることで取り返しのつかない損害を被ることを最小限に抑えることができるのが魅力です。

様々な投資方法がありますが、積立FXを通じて、将来の貯蓄目標に向けて着実に資産を増やしていきませんか。


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