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マイスターエンジニアリングの紹介~情報システム部編~

はじめまして。マイスターエンジニアリングで情報システム部の部長をしております山城です。
ここでは、エンジニアリングやメンテナンスを生業とする会社でのコーポレートIT(情報システム)の役割や魅力を是非ぜひご紹介したいと思います!


自己紹介

まず自己紹介からさせてください。
私は大分県出身、1990年生まれの33歳(2023/8月時点)です。
大学院ではエネルギー関連の研究をしていたこともあり新卒ではENEOS株式会社に入社、製油所におけるセンサーや制御機器に加え、それらを動作させるための制御システムのメンテナンスや設計業務に携わってきました。
そこで、製造業の面白さとエンジニアリングやメンテナンスの奥深さに目覚め、より個の力を広げられるツールとしてシステムに活路を見出したことからアクセンチュアへ転職、その後は大手電力、素材、エネルギーのような大きなプラントを持つ企業に向け、アセットマネジメント領域におけるコンサルティングやシステム導入、デジタル施策の構想策定から実行支援までを行ってきました。
アクセンチュアでの日々はチャレンジングで面白かったのですが、その中で関わってきた現場のエンジニアの持つ知識の素晴らしさと価値を改めて認識し、自分に何かもっとできることはないのだろうか?と考え、「エンジニア」×「IT」でより現場に近い場所でチャレンジしているマイスターエンジニアリングに参画しました。

事業会社のコーポレートITって?マイスターエンジニアリングでの魅力は?

事業会社でのコーポレートIT(情報システム)はITやシステムに関わる色んなことができます。
思いつく限りざっと挙げるとこのような感じです。

  • IT戦略立案:事業戦略の実現に必要なITシステムの全体像やロードマップ立案

  • システム導入・開発:業務をサポートするシステムの導入、カスタマイズ、または新規開発

  • システム運用・保守:ITシステムの運用監視、トラブル対応

  • セキュリティ対策:セキュリティポリシーの策定、不正アクセス対策、ウイルス対策

  • データ活用・管理:データ活用に必要なデータベースの管理、データ解析ツールの導入・活用

  • ユーザサポート:社内ユーザからのITに関する問い合わせ対応

経営に近しい上流からよりユーザに寄り添った下流まで、非常に幅広いですよね。これらの業務をたった10名程度のメンバーでこなしています。
当然、自社で全てのことをこなすのはまず無理なので、より作業に近しいところを切り出して外部ベンダーへ依頼しますが、場合によっては上流部分まで外部に委託することもあります。
こう聞くと、様々なソリューションを持つベンダーの業務との境界線は?と思われるかもしれないので、次に両者の違いにスポットを当ててみたいと思います。
まず、事業活動では、目標となる数値を設定し、実務でその目標がどれくらい達成されているか?予実差に応じた具体的なアクションは?といったことを行います。このプロセスにおいてもはやシステムやITは切り離せない存在であり、多くのコンサルティングファームやSIerがビジネスに直結したITソリューションを提供しているのはそのためです。
コンサルティングファームやSIerのように外部から携わることと事業会社におけるコーポレートITのように内部から携わることの最も大きな違いは、スコープに関わらず、主体がクライアントにあるか自分自身にあるかです。
外部から携わってもらうケースにおいて当然プロフェッショナルとして主体性高く関わっていただける会社も多いですが、最終的に判断を下すのは自分たちです。やはり自社の事業部と一体になって本当に自分がベストだと思うことをしっかりと突き通すというのは、決断の重みとその結果得られる面白さや達成感が一味違います。
ただ、その面白さと達成感を得るにはそれだけ裁量を持って決断を下せる場が必要ですが、マイスターエンジニアリングは下記3つの観点でその環境が備わっていると私は思っています。

ITやシステム投資に理解を示し、合理性に判断する経営陣

これが非常に大きいです。
ITやシステムの投資は大規模になるほどコストが大きく、効果を得られるまでに時間を要する一方、短期的な目先の利益に終始してしまうとどうしても実行の判断が難しいケースも少なくありません。
そんな中、長期的なビジョンに照らし合わせた合理的な判断がなされるというのは、会社の経営に携わる実感があり、何よりやりがいに直結します(もちろん、必要な理由はしっかりと説明します)。
この点は、外部から提案側に回った際に全力を尽くしてもあまり納得感のない理由で棄却されてしまった・・・といった経験がある方には響くんじゃないかと勝手に思っています。

単体だけでなくグループでの事業拡大可能性

2019年にMBOによる非公開化をしてから単体の成長だけでなく多くのM&Aを重ねることで、売上高を大きく伸ばしています。エンジニアリングやメンテナンスの文脈から、「超重要社会インフラ及び産インフラ向け技術サービス提供」として様々な設備に携わっており、この動きは今後も加速していきます。
といった背景があると、これら事業を支える仕組み(=システム)にフォーカスが当たり、これまでに存在しない取り組みを管理部門的だけでなく、グループ入りした企業同士のビジネス側のシナジーも視野に入れて行っていきます。重厚長大な日本企業で大規模なシステムのリプレースに携わるのもたしかにダイナミックで面白いですが、そもそも今まだ存在しないものを一から作ることができる場というのは事業を拡大していく企業の特権であり、とても貴重だと思います。

新しいことへのチャレンジを後押しする風土

いわゆる減点方式ではなく、チャレンジすること自体を奨励しています。その上で結果が伴えば評価されますし、もし仮に失敗したとしてもその原因をしっかりと分析して、次の改善アクションに繋げられるか?が重要です。
これ、実は②とも関わるのですが、今まだ社内に存在しないことを進めていくので、何を始めるにもチャレンジになるんですよね。だからこそ社内では、「あるべき姿は?目指す姿は?」といった言葉が良く使われます(それを自分で描こうとすると、結局他社事例をしっかり理解することが大前提になります)。
裏を返せば、あるべき姿とそれによって得られる期待効果、またそこにたどり着くまでのプロセスを明らかにして理解を得られるとチャレンジできます。
そんなの当たり前じゃないか!と思われた方は素晴らしい環境で働かれているので是非その職場は大切にしていただきたいですが、もっといい環境が準備できるかもしれないのでお声かけください!

個人的なお話しに戻すと、上記の環境が整ったマイスターエンジニアリングは自身の成長環境だけ見ても魅力的でしたし、その結果がエンジニアリングやメンテナンスひいては製造業へ還元されるのって素晴らしい!と感じたのが私の入社の決め手の1つでした。

これから何をやっていくのか?どんな組織を目指すのか?

私たちは、「日本の超重要インフラを守る」という使命に対して、「技術者の裾野を広げる採用と育成」、「現場業務DX推進による業務効率の抜本改善支援」、「廃業危機企業の事業承継による技術サービス連邦化」という3つの取り組みでアプローチしております。2つ目は言わずもがなですが、その他の2つでもシステムやITは必須の手段です。
この使命は日本社会としてしっかりと向き合うべきだと私は考えているので、その解消へ向けた取り組みを支える組織に私たちがなっていきたいですね。
そのためには、自社を取り組んでいるビジネスを理解したり、生成されたデータを元に経営に資するものは何かを考えたり、トレンドの技術やソリューションをしっかりキャッチアップして自社への適応余地(または必要性)を検討したり、運用および定型業務は可能な限り自動化したり、、、といったことを、自分の特徴を踏まえて一緒に考えていける人が必要ですし、ITという文脈的にも働いている方々がマーケット上で各々価値のあることをやっていける環境、組織であるべきだと考えています。
幸い、今はそういった方々に支えられています(ありがたいですね・・・)ので、事業拡大に伴って私たちの考えに共感しながら、もっと自分のスキルを伸ばしたい!と思ってもらえる方に参画いただけるととても嬉しいです(もちろん、もっと魅力的な組織にしていきます!)

マイスターエンジニアリンググループにおける取組み

さいごに

ITやシステムってユーザ側でやるのか?ベンダー側でやるのか?によっても違いがあることはお話ししましたが、個人的には会社としてIT部門にどれだけ期待をしているか?ってめちゃくちゃデカいと思うんですよね。
で、ユーザの企業でIT部門への期待が大きいって言うのは、それだけでかなり魅力的だと思ってます。
ビジネス側の魅力もさることながら、得られるITスキル面でもまだまだ話足りないところではありますが、是非興味がある方は経験に関わらずエントリーいただけたらと思います!