![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141140534/rectangle_large_type_2_4c59f0e400f8701ffcfabc45427454d9.png?width=800)
Xで振り返る日記のようなもの 2024.05.19 in Mie
人々がどう思っているのかわからないが、僕はXになってからのツイッターが結構好きで、ログとしてよく呟いたりしている。みんなが旧ツイッターを使っていた2010年代は見るだけでほぼ積極的には使っていなかったのだけれど、人口が減って何となく使いやすいし、情報の取得にも優れているし、イーロン・マスクも僕は好きなので、楽しく利用している。というわけで、日々の自身のXのログを振り返る形でnoteを書いてみようと思い立ったのでやってみよう。
【特別報道】中国の空き家 約10億人以上が住める https://t.co/sQYlUcMqXL
— Iku Watanabe (@ikuwatanabe) May 18, 2024
不動産バブルが弾けてからの中国の不動産事情については結構ウォッチしていて、どうしようもないから政府が余った不動産を買い取ったりしているのだけど、物凄い規模感だ。日本ももうすぐ空き家が900万戸になるなど最近の総務省の発表があったけれど、10億人が住めるのだから超国家的な規模で空き家やマンションの廃墟が遺されることになる。いつか数世紀を経て、ここに棲みつく民族が現れるかもしれない。空を飛んで蜂の巣みたいにここに帰れたら楽しいと思う。磯崎新が廃墟のドローイングを描いたように、これからのこの廃墟の上に何を建てるか/建てないのかということが建築家や都市計画にとっては重要になることが必至として、早くそれを自分で立ち上げてやらないとと思って最近動いている。
スカルラッティを聴きながら。
百名山・吾妻山の山肌がむき出しに メガソーラーに心乱れる福島市民:朝日新聞デジタル https://t.co/93D77WHVKk #
— Iku Watanabe (@ikuwatanabe) May 19, 2024
メガソーラー問題もウォッチしている。ソーラーパネルは設置するのは簡単だが廃棄コストが高く、また壊れたり燃えたりした際に有毒物質が垂れ流される。景観だけではなく、環境破壊を含め広範な影響が結局後世まで引き継がれてしまう。アメリカやインドのメガソーラーも、雹やちょっとした嵐の影響で壊滅してしまった例もある。日本でもメガソーラー火災が起こり、危険なのでしばらくの時間消化活動すらできなかった。熊本の阿蘇にもメガソーラーができて、半導体企業と同じく水質汚染が懸念されている。メガソーラー事業は多大な税金が投入されているが、ソーラーパネルの在庫は中国で余っており、結局それを大量購入している形らしい。また、これを押し進めるために、再エネ付加税として国民の負担が年間一万円増える。結論、メガソーラーは環境破壊であり、危険でもあり、利権がらみであり必要ない。もっと家単位で設置して、その家の電気を年中タダで賄うような形で普及するべき。
高階秀爾氏インタビュー。新設の大原芸術研究所が目指すもの、「闘う人文主義者」エラスムスの時代と現代の相似性とは? https://t.co/6RjqLAnnOw
— Iku Watanabe (@ikuwatanabe) May 19, 2024
高階さんは歴史上の人物のような印象で著書を読んでいたのだけれど、生きておられたんですね。これ後で読んでみる。
エラスムスが生きたのは宗教改革がおこり、世俗の権力と教会が対立した、争いが絶えない時代でした。そのなかでエラスムスは、宗教改革の精神に共感しながらも、指導者ルターの過激さを増す教会批判には異議を唱えました。いっぽう、軍隊を雇い武装した教皇ユリウス2世をはじめ世俗に塗れたカトリック聖職者も敢然と批判しました。人文主義の立場から、つねに対話を重んじ、血を流す争いに反対して、終生学問に打ち込みました。特定の派閥に属することなく、剣でなく理性と言葉を武器に、自分の信条を貫こうとしました。
1971年に僕は国立西洋美術館を辞め、東大で教鞭を取るようになりました。69年の東大全共闘による安田講堂占拠と入試中止から2年経っていましたが、まだ学生運動の余燼がくすぶって、落ち着いて授業や研究ができない状態でした。本務以外に学長の補佐をするように言われ、何をしたかと言えば、ゲバ棒を持った学生たちの話を聞くことでした。僕は懸命に話を聞いて対話の糸口を作ろうとするんだけど、相手は聞く耳を持っていないし、下手すると殴られそうになる。まったく対話が成立しなくて、やるせなかった。
そんな騒然とした時期にエラスムスの著作や研究書を読み込みました。エラスムスが生きた時代とそのときの時代状況が重なって感じられ、身につまされたし、彼の生き方に共感を覚えました。折しも雑誌から寄稿の依頼があったので、エラスムスと彼が生きた時代をテーマに選びました。
メルカリで聖書購入。
— Iku Watanabe (@ikuwatanabe) May 19, 2024
メルカリで旧約新約一体となった聖書を購入した。聖書は結構断片的に読んでしまっていたので、これを機にちゃんと通して読んでみようと思う。
Leos Carax won the Best Director prize at Cannes for his fantastical, mind-melting rock opera ANNETTE: a once-in-a-lifetime viewing experience starring Adam Driver and Marion Cotillard, and featuring music from Sparks. pic.twitter.com/FNZNR1TwzS
— MUBI (@mubi) May 18, 2024
これを観て『アネット』がまた観たくなる。2022年だろうか、渋谷のユーロスペースに行ってこれを観たのを覚えている。その時は誰か、名前も忘れてしまったけれど、女の子と観賞していて、そういう時には通して集中して観れた覚えがない。もう一度ちゃんとみようと思っている間に、上映が終了してしまった。映画館でやらないかな。今日は夜に『ボブ・マーリー』を観に行こうと思っている。久しぶりの映画。
「生きるためには働かなきゃな」 https://t.co/FzrCJE7DsQ
— Iku Watanabe (@ikuwatanabe) May 19, 2024
今は三重にいて、近所のコメダ珈琲で本を読んだり考え事をしたり、一人でノートにブレストしたりしている。Spotifyで音楽を聴いていて、「New Kids」を聴いた流れでこの曲が流れてきた。「STRIDES」に入っている曲たちは、スローでドスッとしたリズムが全体的に流れていて、2021年の気分を思い出す。今日は曇っていて、余りパッとしない日だった。生きるためには働かなきゃな、というか、最近は毎日続けられることは何かを考えている。永久運動できること。自然と動いて、自然とやっていられること。自分の中の空白に座りながらできること。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?