Complexion Reductionと悩み
iOSデザインのトレンドで、Complexion Reduction(コンプレクション・リダクション)てご存知でしょうか。
Mediumで 'Michael Horton'氏が提唱し、日本ではUX MILKで翻訳記事が出たので知ってる方もいるかと思います。
↓こんな感じ
Image: Michael Horton
他にも、Tinderとかdailymotionあたりもこれに近いものにアプデされてますね。
Complexion Reductionの特徴
以下の3点に集約されると紹介されてます。
1. より大きく、太い見出し
2. よりシンプルで、汎用的なアイコン
3. 使用色の減少
(引用元)
「InstagramやAirbnbなどのUIデザインに見る新しいトレンド」
(原典:Complexion Reduction: A New Trend In Mobile Design)
他にも、これらの要素のレイアウトも特徴の1つかと。
・Navigation
・タイトル
・Viewに対するコントロール
今まではNavigation barに押し込んでおけば問題なかったですが、
iPhone Xのディスプレイ上部の「切り抜き」の形とか考えると、Navigation Bar区画は明示的には作らずに必要なものだけレイアウトする形の方が確かに良いでしょうね。
あ、あと「十分な余白」も大事だと思います。
悩み
僕自身、iOS11からiOSのネイティブアプリがこれ系のデザインに刷新されたこともあり、自分が担当しているサービスでもComplexion Reductionを採用したらどうなるか考えたりしているのですが。。
1. コンテンツの抽象化
Material Designで言うところのCards Componentsのようなスタイルにコンテンツを抽象化できると、とても馴染ませやすいのですが、そうもいかないサービスも多そうです。
FacebookやTwitterのようにメインコンテンツの多くをテキストが構成しているものとかですね。
2. 十分な余白をとってUXあがるのか
大量のデータをOrganizeすることが目的のアプリとか、Listsを多用しているアプリだと、今まで通りの方が使い勝手は良さそうだなと。
Firstviewについても、ECサイトやフリマアプリみたいに出来るだけ多くの商品を見せて「あ、いいかも?」と思わせる確率を高めた方がリテンションが良いサービスも同様に。
3. アイコン
System iconsとMaterial iconsで統一感と一定のクオリティを保ってごまかしてきた人種ですが、
いよいよCustome iconsを自作する必要性を感じました。がんばります。
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こんな感じです。
何か馴染みそうなサービスのリデザインとかでお試しやってみようかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 またタイミング見て記事を書くので良かったら見にきてください。