一汁一菜なこと。

最近、この考え方が増えてきてちょっと嬉しい。
料理を作って喜んでもらえるのは、それはそれで嬉しいことなんですが。
かと言ってもう一汁三菜とかはきつすぎる…。
仕事や子育てをしながらそんなこと出来ている方々は本気で尊敬します。

以前一緒に暮らしていた相手はおかずの品数がないと怒る人で。
その時は私も働いていながら、お風呂掃除以外の家事は全部私がやっていました。
揚げ物とかまでは強要されなかったし、お惣菜買ってきても許されてたからまだましな方なのかも知れないけれど、仕事して帰りがけに毎回メニューを決めるのが苦痛になってました。
それでも冷蔵庫の残り消化だったり、野菜の残りの関係で似たようなメニューが続くと機嫌悪くなられて。
たまに土日だけ相手が作ることがあったんですが、だいたいパスタとかの一品料理で洗い物は『作ってやったんだから』ということで私担当。
それには文句なかったんですが、理不尽さは感じてました('A`)

その影響で、今の旦那さんとの同棲始めた頃はしっかり作らなきゃ感が凄かったんですよね。

でも、メンタルやられて夕食作れなくなって。
旦那さんが用意してくれるようになって。
もともと多少の料理慣れはあるものの仕事終わって帰ってきて、それからごはんの用意して、という行動は慣れるまで大変だったようで、凄く謝られてしまった。
なにも出来ない私のほうが悪いのに。
ごはん炊いて、スーパーでお惣菜買うところから始まって、麺類作ってくれるようになって、おかずもボチボチ作ってくれるようになって…。

そんな頃、病院でも言われたタイミングで、有名な料理家、土井善晴先生が提唱している『一汁一菜』という考え方でだいぶ救われたのです。
汁物に野菜を多めに入れれば立派な一品になるし、疲れていたり無理して沢山の品数作るよりも一品のおかずがあれば十分だ、と。
よくよく考えてみれば、母親が作っていてくれた頃や給食なんかは品数がとても多かったし、それもありがたいのですが好きなおかずとご飯の友があれば美味しくいただけてしまうよなぁ、と。


今ではダイエットも考えつつなのでとか考えても、
・油を減らす
・糖質を少なめに
・タンパク質と野菜を多めにする
とかくらいなので、一汁一菜で十分にこなせるんですよね。
お子さんが居たりするとまた違ったりするのでしょうが、少なくとも大人2人で生活している分にはとてもありがたいです。

作りたいときは色々作ればいいし、作りおきも出来るし。
そういう生活感が合う人と生活できるのは幸せなことなんだな、と改めて思った最近です。

少しでも自分も皆さんも、楽で楽しめる家事が出来るようになりますように。

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