見出し画像

【クラウドソーシング】ゆっくり解説の台本作成方法!書き方や報酬について

クラウドソーシングの初心者向けの案件に、ゆっくり解説の台本作成があります。
しかし、どのような作業なのかあまり情報がないため、どうやって書いたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?

今回は実際の経験から、ゆっくり解説の台本作成について、やり方や報酬についてご紹介します。

ゆっくり解説の台本作成とは?

YouTubeなどに投稿するゆっくり解説動画の台本を作成するお仕事です。

ゆっくり解説動画は、YMM4という編集ソフトで作られており、事前に台本を書くことでそれを取り込み喋らせることができます。

1人で台本執筆・動画編集をやると膨大な作業量になるため、クラウドソーシングでは台本作成を外注しているクライアントが多く存在します。

ですので、台本の書き方さえわかってしまえば、初心者の方でも稼ぐことが可能です。

ゆっくり解説の台本の種類について

主に「解説系」「5chまとめ系」の2種類に分かれます。

解説系の台本

解説系はキャラクターや合成音声を使い、何らかのコンテンツを解説をする動画です。
ジャンルはさまざまなで、漫画、アニメ、雑学、知識など。
特定のジャンルに特化したものが多いため、元々そのジャンルに精通しているか、リサーチ能力が高い人が優遇されます。


5chまとめ系の台本

5chまとめ系の台本は、5chまとめサイトからレスを引用して作る動画です。
しかし、最近では引用だけではなく創作の依頼も多く、スレッドの話題に合わせてオリジナルストーリーを作る場合もあります。
また合間に解説を入れることも多いため、作業量的には解説系とほぼ変わりません。

解説系と5chまとめ系の違いは?

解説系はWebライティングが得意な方、5chまとめ系はシナリオライター向きの案件と言えます。
解説系はそのジャンルの知識やリサーチ力が必要だからです。
5chまとめ系は、自分が思う感想やツッコミなどを入れることが多いため、解説よりは0から文章を考えるのが好きな方の方が書きやすいかもしれません。

ゆっくり解説の台本はどうやって作成するの?

解説系の台本

クライアントにもよりますが、基本は与えられたテーマを調べて、台本の形式に沿って執筆するだけです。
ここでいうテーマというのはジャンルではなく、そのジャンル内の特定の話題になります。
例えば「ダイエットにおすすめの料理」を解説する動画だったら、A料理・B料理・C料理について書いてくださいなど、あらかじめ決まっている場合が多いです。
ですので、あとはABCの料理について調べ、台本の形式に沿ってまとめていきます。

5chまとめ系の台本

5chまとめ系の場合は、まず元となるスレッドを渡されるので、それを台本形式に沿って整理していきます。
その上で文字数が足りなければ、創作を付け足したり、解説やツッコミを入れたりという感じです。

台本の書き方

書き方に関しては解説も5chまとめも同じで、話者とセリフで分けていきます。
納品する媒体はクライアントによりますが、スプレッドシート、Excel、Googleドキュメント辺りが多いです。
例えば副業について解説する台本だったら以下のようにを書いていきます。

またセリフはテロップにするときの文字数が決まっているため、改行の位置を指定されることも多いです。
そういったルールに沿って台本を書き、指定の文字数分執筆したら納品する形になります。
詳しい台本の書き方はこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。


未経験でもゆっくり解説の台本作成はできる?


できる・できないで言えばできます。
ただどうしても合う・合わないもあります。

私の経験になりますが、稼ぎやすさでいうと「5chまとめ系>解説系>創作が含まれる5chまとめ系」という感じでした。

5chまとめ系でスレッドを整理するだけのものは、自分で文章を考える必要がありません。ほぼテキストを整理するだけなので、スキルがない方でも簡単にできます。

次に解説系はWebライティングと同じような感じです。
題材について調べてそれを台本の形式にまとめていくという作業。
解説すればいいテーマがあらかじめ決まっているので、そこまで苦戦することなく書くことができました。

創作が含まれる台本については、びっくりするくらい時間がかかり、全く稼げませんでした。基本嘘をつくのが苦手で、作り話が一切書けなかったからです。

ただこれらはあくまで私の経験なので、あなたにどれが合うかはやってみないとわかりません。
創作系でバリバリ案件を獲得している方もいるので、とりあえず興味が持てるものから始めてみるのがおすすめです。

台本作成の案件を選ぶときのポイントは?

案件を選ぶポイントについて、いくつかご紹介します。

興味のあるテーマを選ぶ

これは単純に興味が持てないものを紹介するのは難しいからです。
プロの方はスキルや経験で書ける方もいますが、初心者だとまだそういったスキルが身についていないため、ハードルが高くなります。
興味が持てるものであれば、意欲的に取り組めるため、作業速度もおのずとアップします。
ですので、なるべくあなたが知りたいこと、学びたいことなど、興味が持てるテーマの案件を選びましょう。

適正単価の案件を選ぶ

たまに1文字0.1円など激安低単価で募集している方がいますが、経験を積むためであっても、受けないことをおすすめします。
学びも報酬も得られない可能性が高いからです。

よく「プロが添削します」「丁寧にフィードバックします」という理由で低単価にしている方もいますが、私が受けたときは、ただただ長いマニュアルやフィードバックが送られてくるだけでした。
もちろん全員ではないですが、学びも報酬も得られず、時間だけ消費する可能性が高いので、初心者だから…と臆病にならず適正単価の案件をおすすめします。

単価の判断基準としては、時給で見るのがおすすめです。
1文字0.5円4000文字だった場合、2時間で書ければ時給1000円、3時間でも670円くらいにはなります。
実際は手数料の関係でもう少し安いですが、自分がそのテーマの台本をどのくらいで書けるか、時給でいくらくらいになるかを考え、納得できるラインを探してみてください。

クライアントの評価

プロフィールを見ると、ある程度どういうクライアントか判断できます。
例えばプロジェクト完了率は、今まで契約解除せずにどのくらいプロジェクトを完了できたかがわかるものです。
何らかの理由で契約解除があると、プロジェクト完了率が低くなり、クライアント側に問題がある、または運悪く問題のあるワーカーと取引してしまったなどの理由が考えられます。

また取引するとお互いコメントが残せるため、評価ページでも判断できます。
クライアント側に問題があった場合は、どこに問題があったかをコメントで残している可能性があるからです。
こちらは一方的な評価なのと感じ方も人それぞれ違うため、それが事実かどうかわかりませんが、全体的にそういった評価が多い場合は、問題がある可能性が高いです。

必ず契約前にプロフィールを見て、取引しても大丈夫かどうか確認しておきましょう。

ゆっくり解説の台本作成をやるメリットは?

仕事の募集が豊富

クラウドソーシングでは、ライティングという仕事カテゴリーの中に「シナリオ作成・脚本制作・小説作成」というジャンルがあります。

2024年1月現在、クラウドワークスでは400件以上案件が存在します。
そのジャンルの動画が存在する限り、仕事がなくなることはありません。
台本作成だけでも月1万円~5万円以上は稼ぐことが可能です。

チャンネル運営方法や動画制作の過程を学べる

台本作成の仕事なので、基本チャンネル運営や動画編集に関してはノータッチです。
ただクライアントによっては、作成した台本がどういう動画になるのか教えてくれたり、教えてくれなくても探したら見つかったりする場合があります。
これが何の役に立つかというと、動画チャンネル運営や動画制作について学べるという点です。
台本の作成や動画編集に必要な予算、収益などをある程度予測できるため、準備さえ整えられれば自分でチャンネル運営が可能になります。
また自分で外注すると、どの程度の台本が納品させるかわかるので、台本作成の学びにもなります。
チャンネル運営を考えている方であれば、台本作成の仕事はメリットがあると言えます。

動画サンプルが豊富

解説動画というのは10年以上前からあるコンテンツなので、似たようなジャンルの動画がたくさんあります。
初心者でも動画を参考に書けばなんとかなるものが多く、「どう書いたらいいかわからない」というシーンがほぼありません。
単純に作業をするためのハードルが低いため、初心者の方でもやりやすいというメリットがあります。

台本作成の作業はどのクラウドソーシングがおすすめ?

以前はいろいろなクラウドソーシングサイトを巡っていたのですが、現在はクラウドワークスをおすすめします。
手数料が高いとか、悪質なクライアントが多いとか、いろいろネガティブな意見があり、事実そう感じる部分も確かにあります。
ただクラウドワークスほど案件があるサービスが他にないです。
どんなに手数料が安くても仕事がないと稼げないので、他のサービスで手数料が安くてもできる仕事がないなら、クラウドワークスをおすすめします。
https://crowdworks.jp/

ゆっくり解説の台本作成方法まとめ

今回はクラウドソーシングでゆっくり解説の台本作成をやる方法について、ご紹介しました。
初心者の方でもハードルが低い作業であり、Webライティングほど細かいルールもありません。
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、それはどんな仕事でも一緒です。
一度作業してみれば合う・合わないも分かると思うので、興味ある方はぜひ挑戦してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?