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男性の育休取得について経営者的視点

育休は「その時にしか経験できないこと」

『育休のリアル』を印刷してくださる、藤原印刷株式会社の藤原隆充さんは、自身の体験を経て、育休について感じるところがあるそうです。
 このお話は、メッセンジャーのやりとりの中で偶然話したことだったのですが、みなさんにも知ってほしい事実だったので書きました。


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「僕は時短勤務だったんですが、本当は育休を取りたかったんです。でも代わりを育てていなかったのと、めちゃ忙しい時期と重なってさすがに取れずで。だから取りたい社員がいたら絶対育休取らせてあげようと誓いました。
迷ってる社員もいましたが、プッシュしまくって、今まで3人男性育休とってます。みんな『取って良かった』と言ってます。

 人生において、その時にしか経験できないことってあるじゃないですか。
思春期の恋愛とか、幼少期の原体験とか。
同じように育休は、その時にしかできないことなので、たとえ1ヵ月仕事に穴あけても会社つぶれるわけじゃないんで、人生の大事なこと優先して欲しいんですよね。

 仕事も大事ですけど、人生で考えれば一つのパーツなので。
 45年間働くとしたら、1日足らずずーっと仕事が一番上なんてあり得ないので、その時その時の大切なものを優先してほしいし、それができるような柔軟性のある会社にしたいと思ってます!

 フリーランスの方との仕事が増えて、生き方が多様になるほど『企業はどうあるべきか』を自然と考えるんですよね。これまで通りの中央集権的な体制では立ち行かないのは明らかなので、柔らかくしていきたいです。」

 育休を取りたくても、様々な理由で取ることができない男性は、まだまだ多いと感じます。
 しかし、このような視点で考えられる経営者の方が増えていったらきっと、育休を取って人生の厚みを感じられる男性の数も増え、人生の中での「子どもと一緒に過ごす時間の意味づけ」も変わってくるのかなぁと思います。

written by なおちん




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