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不幸は幸せになるための伏線、伏線回収しなきゃ物語は終われない

最近のわたしは幸せすぎて、キレキレの文章が書けなくなっている。

失恋した時、あんなにポエマーチックで、この世の女々しさを全部煮詰めたような文章をTwitterや noteに垂れ流していたのに。
だから世の中には失恋ソングが蔓延っているんだなと、作詞は失恋などの心が大きく動く瞬間に捗るからなんだと、この世の真理にまた一つ気付かされる。


2ヶ月前に、恋人ができた。
マッチングアプリで出会った、関西出身のカレー屋さん。

はじめは「この人は友だちにしかならないだろうな〜」って思ってたけど、3回目のデートでイルミネーション見ながら告白されたもんだから、まんまと承諾した。

告白してくれた時、「わたしのどこがいいかわからん」って可愛げもなく言ったら、「そんなこと言わんといて」って関西弁で本当に悲しそうにいうもんだから、うっかりキュンってきちゃって、オッケーしちゃってた。

今まで歳上としか付き合ったことがなかったけど、カレー屋の彼は同い年で、友だちみたいな感覚で付き合い始めたけど、彼の優しさにたくさん触れて、今となっては本当に愛してるんだと思う。

noteに書けるような特別な幸せじゃなくて、ただただありきたりな幸せをくれるような人。
ネバヤンの「明るい未来」が似合う恋愛をしている。


ほらね、だから言ったじゃん!!

死のうと紐に首を吊りかけたあの日も、RADのme me sheを聴きながら元彼を思い出して泣いたあの夜も、「よかったらセックスしない?」って元恋人からきたクソみたいなDMも、

全部全部幸せになるための伏線だったんだって!!!!!

もしかしたら、これからもわたしを打ちのめすような不幸な出来事は待っているのかもしれない。
けどこんな幸せな瞬間だって迎えれるんだから、生きることはやめれない。

ありがとう、愚かでキュートな過去のわたし。
幸せになることを諦めなかったわたし。
おかげで不恰好にも生きれてます!

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