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自分自身にお金をかけること

自分自身にお金をかけることは
家では暗黙のルールで贅沢だとされていた
矯正や脱毛、エステやマッサージ、
新しい服を買うことetc…

実際そんなルールはなくて、
私が勝手に
そういう空気を感じていただけかもしれない
自分の家は貧乏だと
擦り込まれていただけかもしれない


高校や大学生のとき、
アルバイトの給料から固定で出る出費や
遊びの予定分のお金を引くと
今月あんま余裕ないなぁという月は
ひとり言で今月お金ないしなぁということは
誰だって経験あるはず

でもそういうことを声に漏らすと
お金がないはずなのになんで遊びに行けるのか、
とかよく叱られた

自分的には今月あんま貯金できないな、とか
買う予定以外のものはあんま買えないな、とか
その程度のことだったのだけれども

親に頻繁にお金を借りる姉よりも
借りずにやりくりして今月余裕ないな、という
私の方がよくそういうことを言われ、叱られた


母は家にお金がないお金がないといいつつ
毎週日曜日に家族で出かける度に
ジュースやお菓子を大量に買ってくれる意味が
わからなかったし
毎週みんなで出かけるという行為も
理解できなかった
私はお菓子等をあんまり
買ってもらわないようにしていた
だが、それもそれで親的には気に入らない様だった


社会人になり実家を出るとき
お金に苦労して欲しくないとか
そういうことを言われたときモヤッとしたが
飲み込んだ

今ではお金に対する価値観なんて
人それぞれだから、と
仕方ない、と思うようにしている

けれど実家を離れて尚、
脱毛や美容エステに通っていることを
親には絶対言えない私がいる

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