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日本語学校でのプロジェクトの意味

学生たちのインタビュープロジェクトの
発表会(ポスターセッション)が終わりました。
学生たちの様子を見ていると、
やっぱりプロジェクトはいいなぁ~
もっとやっていかなきゃな~と実感。

プロジェクト内容は
いくつかの仕事インタビュービデオを見た後で
実際に仕事をしているオトナの日本人に
仕事観や人生観についてインタビューをし、
その内容を紹介するポスターをつくって
クラスでポスターセッションをするというもの。

今回のインタビューは30分間zoomで行いました。
学生は3〜4人のグループでインタビューします。
スーツ姿が怖くてドキドキした…
関西弁がわからなかった…と感想はさまざま。
でも、できあがったポスターは
どれもかなりの力作でしたし(お見せしたい…)
いきいきと、ちょっと自慢げに
学生たちがポスターを前に説明する様子を見れば
この活動がいかに意義深いものだったかが
ひしひしと伝わってきました。

プロジェクトを担当してくれた若い先生は
信じて待つことの大切さを実感した、と
ふりかえりで話してくれました。
あそこまでカタチづくれたのは彼女のおかげ。
悩みながらも、先生のほうも
よくがんばったことが伝わってきました。
プロジェクトがいいのは
学生にとってはもちろん担当する先生をも
一緒に育ててくれることです。
日々の授業ではなかやか気づけない
たくさんの気づきを得て
先生たちの考え方や授業が変わっていく
そうして学生たちももっといきいき学べる
そんなサイクルが自然とつくられていきます。

先日の対談でお聞きした
「人と出会うことの本質を捉えていくのが
 日本語学校の価値」ということばが
心に残って離れません。

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