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助産師・助産学生が教えたい母乳育児の2つのコツ

 母乳は,赤ちゃんにとっては理想的な食品といわれており,赤ちゃんを感染症から守ったり,赤ちゃんが消化しやすかったり,お母さんと赤ちゃんとのスキンシップがとれたり,母乳にはたくさんのメリットがあります。
しかし,赤ちゃんが生まれて子育てが始まり,授乳について悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。母乳について妊娠中からたくさん勉強していても,戸惑うこともあるかもしれません。そこで,育成プログラムの学生が母乳育児の基礎知識についてお話しします。



おっぱいが作られる仕組みについて

赤ちゃんがおっぱいをたくさん飲んでくれないと、おっぱいは作られないって知っていましたか?おっぱいをあげるときは時間を開けずに、1日8回以上とこまめに授乳し刺激をあたえることが必要です。下の3つがポイントです。
①母乳は血液からできています。体を冷やさないようにしましょう。
②睡眠をとることで、催乳ホルモンが分泌されます。ベビーが寝ている時に一緒に睡眠をとり休息を取りましょう。
③ストレスをためないようにしましょう。

授乳時の赤ちゃんとお母さんの姿勢について

赤ちゃんがおっぱいを上手に飲むためには、赤ちゃんとお母さんの姿勢が大切なことを知っていましたか?下の3つがポイントです。
①お母さんが楽な姿勢で座りましょう
②赤ちゃんとお母さんのお腹がぴったりと向き合うように赤ちゃんを抱きましょう
③乳首と赤ちゃんの口の位置に注目
乳首が赤ちゃんの上あごにを向き、赤ちゃんの下あごがおっぱいにくっつくような角度で抱くと、赤ちゃんが自分で口を大きく開けてすいついてきます。

今回は、母乳育児のコツについて2つのポイントをご紹介しました。初めての母乳育児は戸惑うこともたくさんあると思いますが、ココロもカラダも準備していけるといいですね。一人で悩まず、是非気軽にお近くの助産師に相談してみてくださいね。

参考文献

・これでナットク 母乳育児 水野克己

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