AHKプロジェクト

こんにちは!
髙橋郁夫研究会25期の徐揚(じょよう)です。

さっそく2周目が回ってきました。皆さん春休みいかがお過ごしでしょうか?日吉時代の最後の春休みとなりますので、いい思い出を作りたいですね。

前回のブログを書いてくれた杉瀬くんから英語に関してお褒めの言葉をもらったですが、実は私、最近日本語の環境に長居しすぎたせいか、かつてのようには英語を話せなくなってしまったと感じました…なので、春休み中に積読していた英書を解消しずつ、一歩一歩英語力を取り戻したいなと今切実に考えています。

もちろん髙橋ゼミでも、英語力を鍛える機会がたくさん用意されています。今回のブログのテーマである「AHKプロジェクト」もまさにその一つです。しかし、私は「AHKプロジェクト」が、髙橋ゼミのゼミ生にとって単に英語力を鍛える機会にはとどまらないと思っています。

ところで皆さん、「AHKプロジェクト」を知っていますか?
説明会などで髙橋ゼミのブースに来たことがある方は「聞いたことがある!」と思うかもしれませんが、詳しいことはわからない人のほうが多いではないかと思います。

それではここで、髙橋ゼミの一大イベントであるAHKプロジェクトについてしっかり説明していきたいと思います!

AHKプロジェクトとは、在日本ドイツ商工会議所を介して、ドイツ系企業がくださったお題にチームで取り組み、最後に発表するというケーススタディのことです。毎年おおよそ6月初旬~7月初旬の約一か月の間で行います。

ゼミ生は3年生と4年生がそれぞれ4~5人の計10人ほど(年によって多少変動します)でチームを作り、各チームがお題を1つ選択し、自分たちなりに答えを導き出します!(また、髙橋ゼミでは、主に3年生が主体となって取り組みます。)例年、髙橋ゼミだけでなく、榊原ゼミと合同で行っていましたが、今年から榊原ゼミの代わりに高田ゼミが参加してくれる予定です。さらに、他大学からのチームが参加する可能性もあります!そのため、新3年生だけでなく我々新4年生も、新たなAHKプロジェクトを楽しみにしております!

参加してくださる企業によってお題は様々で、その企業が実際抱えている悩みをお題とした場合も多いため、一つの共通なお題に対し各チームが自分なりの答えを出すビジネスコンテストより、個人的には、どちらかというとケーススタディに近いと感じました。

そして最後の発表会では英語でプレゼンを行い、自分たちの答え・解決案を企業の前で発表し、優勝チームを決めます!
毎年豪華な景品が用意されていますので、ゼミ生は皆全力で取り組んでいます。
(ちなみに昨年は私たちのチームが優勝しましたが、残念ですがコロナ禍のため、約束されている新拠点見学はまだ実施されていないです…!)

私たちのチームは昨年ドイツの研磨機メーカー様から、「BtoB市場においてのブランド認知度向上施策提案」というお題を頂きました。研磨機業界というかなりニッチな業界について全く知識がなかったため、リサーチ段階で一時期かなり迷走した記憶があります。
自社製品にはどういったアピールポイントがあるのか、競合企業はどういった戦略を取っているのか、そして企業様に対してどういった施策が最善なのか、議論に議論を重ねる一ヶ月間を過ごしました。

しかし、もちろん3年生だけで悩み込むことはありません。時には企業の方にヒアリングをし、時には髙橋先生や4年生の先輩の方々にご意見をいただき、最終的にみんなが納得できるような施策に仕上げました。

そして、発表1週間前からチームでひたすら英語でプレゼンを練習し始めました。私たちの代ではコロナの影響でオンライン発表となっていたため、簡潔で明瞭な説明にするための練習や質疑応答対策に集中しましたが、コロナがなかった頃、オフラインでの発表だった場合、スライドの切り替えやマイクの受け渡しなども徹底的に練習されていたと聞きました。

そのおかげもあり、本番もかなり緊張してましたが、筋肉記憶(?)でなんとなく流暢な発表ができ、1か月間の集大成を見せることができたと感じました!

6月という時期的に、まだあまりお互いのことを理解できていなかったゼミ生同士でも、AHKプロジェクト期間中に一つの目標に向けて一丸となって全力を尽くすことで、一気に距離が縮まります!私自身も、入ゼミしたばかりの頃で、日本語のコミュニケーションがまだうまくできていなかったので、AHK期間中に比較的得意な英語でチームをサポートすることができてとても嬉しかったです。

さらにAHKプロジェクトは実際のビジネスに触れ、考えることができる貴重な機会でもあります。私たちのチームの場合、相手企業の社長さんが熱心に協力してくださったおかげで、何度も直接お話を伺う機会をいただきました。AHKでの施策立案に必要な業界情報だけでなく、実際その企業が直面している様々な問題にまつわる話なども親切に教えていただいたため、ビジネスへの理解をかなり深められたと感じました。自分たちが取り組んでいるプロジェクトは、その企業が今まさに直面している問題であり、場合によっては企業の死活にもかかわる重要な課題であるとも実感しました。たった一か月ですが、かなり濃い時間だったなと今でもしみじみ思います。

以上でAHKプロジェクトの説明を終わりにします!
AHKプロジェクトの魅力が少しでも伝わっていればいいなと思います!
今ブログを読んでいる方々の中にも、もしかしたら髙橋ゼミの新3年生がいると思うだけでワクワクしますね。3月にお会いできるのを楽しみにしています~

さて次回は自他ともに認める髙橋ゼミ校閲担当!体育会とゼミの両方で大活躍している川俣乃英(かわまた のえ)さんに、髙橋ゼミのもう一つの大イベントである「三田論」について説明してもらいます!ゼミ愛ランキングがあれば間違いなく上位にランクインする、仲間思いな彼女が、どんな思いを語ってくれるでしょうか?それでは次回もお楽しみに!

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選考内容の詳細もメールにて発信中ですので、少しでも髙橋郁夫研究会に興味を持ってくださった方は、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください!ご質問なども随時受付中です!
【Email】ikuos.nyuzemi.2022@gmail.com

また、髙橋郁夫研究会の情報は、下記のHP、Twitterで随時更新しているので、ぜひご覧ください。
【HP】http://news.fbc.keio.ac.jp/~takahasi/
【Twitter】https://twitter.com/ikuo2022_2


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