三田論とは?~三田論代表の立場から~

こんにちは!

髙橋郁夫研究会25期の野瀬翔太です。
前回のブログでは、のえが全力で非常に分かりやすく三田論の概要とその流れを解説してくれたので、今日は25期の三田論代表を務めた私から、
①「三田論についての簡単なおさらい」と
②「代表を経験して感じたこと」
の2点をお伝えしていきます!!
是非、最後まで読んでもらえたら嬉しいです!!

①三田論についてのおさらい

・三田論は誰がやる?
3年生全員です。昨年は25期12人全員で取り組みました。主体は3年生ですが、必要な時には髙橋先生、大学院生や4年生の先輩方がご指導くださいます。

・三田論は何をやる?
3年生全員で1つのテーマを選択して研究し、論文を書き上げます!全員が持ち寄ったテーマ候補をもとに、全員で話し合って、全員が納得のいくテーマに決定します!
我々25期は、「環境に配慮した食品があまり売れていない原因」をテーマに論文を執筆しました。(ちなみに、三田祭論文のタイトルは、『環境配慮型食品の購買意思決定プロセスにおける阻害要因 ~サステナビリティの実現に向けて~』です。

・どのようにやるの?
最終目標となる三田祭での発表の期日から逆算して週・日ごとの目標を設定し、一日ごとに設定されたアジェンダを達成していきます。
議論では、全員での話し合いによって1つ1つ、決めていきます。その際には、『多数決を用いず全員が納得するまで議論を重ねた上で決める』ことを大切にしています。多様な意見を持つ同期との話し合いは、時に簡単ではないこともあります。しかしながら、この点が髙橋郁夫研究会の大きな特徴であり、チームをより強固に出来る点ではないかと思います。

・なぜやるの?
三田論に取り組む動機は人それぞれだと思います。ただ、三田論を通して身につけられるものがあったからこそ僕は三田論に取り組んで良かったなと思っています。それは、『当事者意識・目的意識を持って主体的に物事に取り組む力を身につけられたから』です。同期10数人で参加し、取り組む以上、主体的に、自分自身の論文であると思って取り組むべきであり、実際に取り組むことができたことからこそ大切な経験となりました。
このような経験を学生のうちに積むことは重要だと思います。

以上が、簡単な三田論のおさらいでした。

②三田論代表を経験して感じたこと


三田論期間中にしばしば考えていたことには以下のようなものがありました。
・いつまでに全体で何を終わらせるべきか
・みんなの(意見などの)良いところはどこか
・みんなの良さを生かすには代表としてどう動けば良いのか

こうして三田論に取り組んだ数ヶ月間の日々を振り返ってみると、とにかく「物事を深く見る力」が身についたなと思います。

代表として、常に、全体感をふまえたスケジュールの作成だけでなく、ゴールから逆算した日割りの予定まで作成することが必要でした。そこでは、自分だけでなく、仲間のアドバイスを貰いながら細かいところまで日割りの計画を作ることが出来ました。表層的なタスクだけでは、全員に伝えることが非常に難しいため、課題や計画を深く丁寧に捉えることを意識していました。

私は三田論代表を経験して、「物事を深く見る力」が身についたと先述しました。この物事というのは先に述べた計画とタスク管理だけではなく、三田論代表の基本の「キ」である 髙橋先生や同期との連絡・関係においても同様です。
議論中、同期の意見や意図に耳を傾け、それを深く理解するよう努めることは重要であり、代表として身につけることができた力だと感じています。

私から本当に伝えたいことは、代表であるなしに関わらず、三田論に没頭することは、必ず必ずや成長につながります。
私も実際には、就職活動やインターン、アルバイト等との両立に苦労した日々もありましたが、三田論中心の生活はそれら全てに良い影響を与えました。
髙橋郁夫研究会での議論が、その他活動に影響を与えることは、研究会のOBOGの先輩方々の実績を見るだけでも明白です。同期10数人の1チームで取り組むこと、会議において多数決が行われないこと、これら様々なものがきっと自身の成長を加速させます。

現在、2年生の皆さんが髙橋郁夫研究会に興味を持ってくださっている理由が三田論でも、それ以外であったとしても髙橋郁夫研究会に入ってぜひ主体的に三田論に取り組んで欲しいです。それによって議論は活性化され、より良い論文を作ることができます。そして、これらの経験はきっと皆さんのこれからの人生の糧にもなるはずです。

長くなりましたが、今回書いた記事が少しでも皆さんのゼミ選びの参考になれば幸いです。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回は、英語の鬼、まさやくんが「髙橋ゼミに入ってよかったこと ①」についてブログを書いてくれます!!そんなまさやならきっとおすすめの英語の勉強法を教えてくれるでしょう....
ぜひお楽しみに!!

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