おはようございます。
お金のソムリエ協会グランドマスターの
小林依久乃(こばやしいくの)です。
お金がない、時間がない、自信がない、と世界3大言い訳の呪縛から逃れられないサラリーマンたちを啓蒙し、副業や投資で裕福な人生に変われるよう、お手伝いさせていただいております。
最近の若者は、という言葉が出るようになると古くなった証拠だとよく言われていますが、人の上に立つようになると、つくづく感じます。
昔なら、若者の振る舞いに腹が立ったら堂々と叱ったりできましたが、今、それをやると、仕事を辞められてしまったり、パワハラだと訴えられたり、面倒なことになりそうだと思っているので、最近は誰も注意しなくなりました。
で、私の所に年上の先輩が不満を訴えに来るのです。
特にどうしてほしいというよりは、自分の気持ちを聞いてほしい的なものなので、ただただ聞いてあげているのですが、実はそれらの不満が私にも理解できるのです。
ならば、効果的な対処法はないものか、そう考え、信頼できる同僚に聞いてみました。
「年上の先輩たちからよく若い同僚たちの振る舞いに対する不満の話を聞くし、私もそれを聞いて納得するけど、若い同僚たちが特に何かをやらかすとか決定打がないから、率直に注意できない。
しかも、若い同僚たちに色々働いてもらっているから下手に注意できないというのもある。
あなたが私の立場ならならどうする?」
すると彼女は、過去に若い同僚に真剣に言って聞かせた経験を語ってくれました。
若くて勢いがあって仕事もきちんとこなすけど、正論過ぎて先輩たちの顔をつぶしてしまったり不快にさせたりしていた同僚がいたそうです。
彼女は、彼を呼んで、「あなたの言っていることは正論だけど、相手の立場を考えないといけないよ」とか「あなたにはこれからも伸びていってほしいと思うから注意するね」とか丁寧に言葉を選んで言ったそうです。
彼は彼女の話を真剣に聞いてくれたそうです。
「すごい!勇気が要ったんじゃない?」
と尋ねたら、
「彼は仕事もできてこちらも助かっているからこそ、このままだと本当にもったいないと思ったし、彼には伸びていってもらいたいと思ったし、日ごろからの関係がよかったから注意できたのかも」
ちなみに、彼女は、嫌いな人には注意しないとのことでした。
なるほど。
確かに、「相手のことを思って注意する」という姿勢があって、言葉に気持ちが乗っかれば、悪い結果にはなりませんよね。
そんな矢先、私にも若い同僚に注意するチャンスが巡ってきました。
彼に悪気がないのは分かっているのですが、勘違いして出過ぎたことをしていて、それは今に始まったことではなく、他の先輩に対してもよくやって周りに不快な思いをさせているので、ここで私が注意しなければ、と思ったのです。
悪気がない人を叱るのは私も抵抗があるので、どういうつもりで行なったのか意図を聞き、本来やるべき仕事は何だったのかに気づくよう示唆する問いかけをしました。
彼はすぐに理解してくれ、改めて何度も謝ってきたので、逆にこちらが申し訳なくなりました(笑)
これをきっかけに、他の同僚に対しても改めてくれるといいなあ。
最後までお読みいただき有難うございました。
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