The 入院ライフ（脳梗塞＆糖尿病）／番外篇：病院グルメランキング

入院ライフで最も重要な楽しみの一つと言っても過言ではないのが病院食です。入院自体初めてなので入院目には、味も薄く、量も少なく、美味しくないんだろうな〜という自分の下馬評を覆す病院食の数々。

食事の時間は毎日、８時・１２時・１８時。配膳前にはお茶の配給。すると病室内がなんだかソワソワ的な雰囲気に。そりゃそう、みんなこの時間を待ち焦がれてるのだ。

食に関して、自分は大学卒業して出版社に入社し、１５年在籍した中で、累計３００種以上のグルメ本の編集に携わってきて取材・撮影のたびに味わってきた。数少ない趣味の中で、美味しいものを食することと胸を張って言えるくらい食べることが大好きなのです。細かな味の繊細さや、グルメ評価なんてできないけど好きか嫌いか、愛があるかないかが自分の美味しさの判断基準。

おっと、前置きが長くなったけど結論から言うと、ここの病院食はとても美味しい。また調理の仕方、味付け、素材に愛を感じる。これは本当に重要。

感謝と感激を伝えたくて、看護師さんにそのこと言うと、栄養士さんが病室にわざわざ出向いてくれたので、直接伝えることができました。さながらレストランでシェフに直接感想を言うようなものが繰り広げられた。

では発表します。まだ入院中なので、順位は変動しますが、暫定的に

＊病院グルメ　美味皿ランキングTOP５（入院中変動あり）

１位：鰆の西京焼・かぼちゃ饅頭醤油餡かけ・蒸し寿司

入院初日でいただいた初めての病院食。ちょっとした割烹ランチ！！蒸し寿司なるものは食感もバランスもちょうどよかった。食材数も多く、暫定の王者認定。

２位：鱈のみぞれ煮・茶碗蒸し・ところてん・豆乳

干し椎茸のお出汁のきいた具沢山の茶碗蒸しにはエビがゴロゴロ。鱈も安定的な美味しさ。茶碗蒸しは大好物でかつ、口触りも滑らかなのでランキング順位に。

３位：ほっけの煮付け・オムレツ・大根と水菜のサラダ

Wメイン的なメニュー。オムレツも単に冷凍物と思いきや、きちんと手巻きで具沢山。味付けも優しい中にしっかりと。ずーっと食べていられる。

４位：鶏肉ハンバーグ・春雨サラダ・わらび煮

病院でハンバーグを食せるとは思ってなく。肉全体が白いのは、これはチーズか！？との期待もむなしく、単に肉の色でした。とは言っても、ボリューム的にも満足で、付け合わせのキャベツもコンビでよかった！

５位：アコウ鯛の餡かけ・切り干し大根・山芋の酢物＋こどもの日カード

餡かけ率は割と高め。いいのが、ご飯にかけると中華丼に早変わり。切り干しだいこんも味わい深く、子どもの日のためメッセージカード付き。これはもらってわかる！案外嬉しい！！