Ikumi Watanabe

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言葉として残している矛盾はさておき

お気に入りの李禹煥のノート。 日記用に使っている。 美術館の最後の物販コーナーは、見るがあまり興味(買う気)はない。大量印刷された絵画のグッズにどう反応すれば良…

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手が

互いに、これが最後だと心でわかっていながら振る手に、笑顔

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Ikumi Watanabe
1か月前
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ふとした時に信じられない、また今日も

今いる会社、というと少し固く限定的だが、ここに所属できていることが本当に幸せだ。 これは自分にとってはあまりにも大切な感情。 幸せだなんて簡単な言葉でまとめて陳…

Ikumi Watanabe
2か月前
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必要のない、不必要な

瞬間的に記憶を飛ばせればいいのに、というような、どうしたって無理なことを、人は本気で願ったり、願わなかったり 後に振り返っても必要のない感情は、言葉の通り必要な…

Ikumi Watanabe
3か月前
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かっこいい人

昔からいつだって、 早く走る人はかっこいいし、 歌がうまい人はかっこいいし、 知識のある人はかっこいい。 新宿 雑多な夜の新宿の街で路上ライブをする若者たち。 中…

Ikumi Watanabe
5か月前
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サックス

今私の目の前で歌詞を書いている青年がいる。 サックスのメロディーにのせて。 この音を聴きながら私は絵を描きたいと思った。 同じ音を聴いて歌詞を書く青年と、絵が描…

Ikumi Watanabe
5か月前
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一味違う朝の日差し

休みの日の朝のことを考える前夜、前々夜、そのまた前々夜が好き その午前8時から12時を迎える前までの時間がどう充実させて過ごしても、あるようでなかったような気持ち …

Ikumi Watanabe
5か月前
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料理は動詞?

東京に越してきてから、いや越す前からなんとなく気付いてはいたが、料理が好きだ。 ここにきて趣味が増えたか? 割とまじで好きだ。 まだ卵を綺麗に扱い余り物でちゃち…

Ikumi Watanabe
5か月前
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身体の破片が再形成されたような

どうにも切り替えがたい今年の気温変動。 急に寒くなるもんだから、まんまと体調を崩した。 喉が焼けたように痛くなりいつもの扁桃炎かと思いきや、珍しく普通の風邪。熱…

Ikumi Watanabe
5か月前
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言葉として残している矛盾はさておき

言葉として残している矛盾はさておき

お気に入りの李禹煥のノート。
日記用に使っている。

美術館の最後の物販コーナーは、見るがあまり興味(買う気)はない。大量印刷された絵画のグッズにどう反応すれば良いのかわからなくなる。可愛い〜、とか? この部分のこのタッチはやっぱり良い、とか?クリアファイルを見て思いを馳せるのは苦手な方だ。
と言いつつも、李禹煥の作品が表紙になったノートは種類違いで2冊購入した。これは形、厚みが良く、丈夫なノート

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手が

互いに、これが最後だと心でわかっていながら振る手に、笑顔

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ふとした時に信じられない、また今日も

ふとした時に信じられない、また今日も

今いる会社、というと少し固く限定的だが、ここに所属できていることが本当に幸せだ。

これは自分にとってはあまりにも大切な感情。
幸せだなんて簡単な言葉でまとめて陳腐さを感じるが、このストレート具合が今はぴったりだ。

感じたことのない喜びをぶつける先がわからず、とりあえず言葉を残すための場所に書いてみる。

いてもたってもいられない時、私は何かに残そうとする。それは絵であったり、こうして言葉にする

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必要のない、不必要な

必要のない、不必要な

瞬間的に記憶を飛ばせればいいのに、というような、どうしたって無理なことを、人は本気で願ったり、願わなかったり

後に振り返っても必要のない感情は、言葉の通り必要なく、生まれなければいいのにと、ただ思う

対処できぬこと

ただ思う
星がよく見えたのに、静かに

かっこいい人

かっこいい人

昔からいつだって、

早く走る人はかっこいいし、
歌がうまい人はかっこいいし、
知識のある人はかっこいい。

新宿

雑多な夜の新宿の街で路上ライブをする若者たち。
中には若者ではない男も。
何人もの歌い手を横目に通り過ぎた。
1人だけ、通り過ぎても心に響く声で歌っていた。

幡ヶ谷

おそらく教養をしっかり身につけているであろう彼は、あれよあれよとその国の地理や歴史、自分の意見を喋っていた。

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サックス

今私の目の前で歌詞を書いている青年がいる。
サックスのメロディーにのせて。

この音を聴きながら私は絵を描きたいと思った。

同じ音を聴いて歌詞を書く青年と、絵が描きたくなる私。

自己表現する意味を考えたけど、あまりわからない

一味違う朝の日差し

一味違う朝の日差し

休みの日の朝のことを考える前夜、前々夜、そのまた前々夜が好き

その午前8時から12時を迎える前までの時間がどう充実させて過ごしても、あるようでなかったような気持ち
別に寝てたっていいのに、朝を、日差しを感じようとする

「あ、まだ午前中かー」
と思いたい

Bakery shopに行き選ぶ行為は自分にはヒーリング効果あり
散歩しようとも、行き先を決めたがるこの癖は自分の日頃からの思考がよく反映さ

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料理は動詞?

料理は動詞?

東京に越してきてから、いや越す前からなんとなく気付いてはいたが、料理が好きだ。

ここにきて趣味が増えたか?
割とまじで好きだ。

まだ卵を綺麗に扱い余り物でちゃちゃちゃっとには及ばないが、作る工程から食べ終わるまでが最高に楽しい。
なんならスーパーも大好きだ。
家の近くのスーパーが高いことに気付き、他のスーパーや八百屋を探っている。今のお気に入りは通勤路にある1階がレジで地下が売り場のスーパー。

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身体の破片が再形成されたような

身体の破片が再形成されたような

どうにも切り替えがたい今年の気温変動。

急に寒くなるもんだから、まんまと体調を崩した。
喉が焼けたように痛くなりいつもの扁桃炎かと思いきや、珍しく普通の風邪。熱こそ出なかったが頭はのぼせた感じ、安静にしていたい。

とはいえ家に篭りきりでは余計に気が落ちるので、体内の空気を入れ替えるために散歩に出た。
少しの運動と冷たくなった風に頭がスッとして気持ちがいい。

近所の建物の3階、ギャラリーがある

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