個人ワーク_

個人ワーク体験記③inインド

1つ前の記事で話した
Vinayの聞いたLGBT側の話をマジョリティーがどう思っているのかを知るためにヒアリングの話を今回はしたいと思います

質問内容は4つ
Q1, Do you know the word LGBT?
Q2, Do you have any LGBT friends?
Q3 ,What image do you have for LGBT?
Q4, Do you think the LGBT people are accepted by society?

結果としては、
Q1, Yes42% No58%
Q2, Yes16% No84%
となりました。

Q1の「LGBTという言葉を知っていますか?」という質問に関しては
知っている人と知らない人に分かれました。

知っている人は「Yes, of course.」
と当たり前のように知っている方も多かったです。

しかし、知らない人は
地図で「場所の名前?」って調べ始めた人もいました。

1月1日には多様性の国インドで
「マイノリティーなんてない」という話を聞き
LGBTの理解度に関しては日本よりインドのほうが高いのではないかと考えていました。

しかし、日本ではなじみのある言葉になってきたはずのLGBTという言葉を
インドでは約半数の方が知らないという結果になりました。

Q2の「LGBTの友達はいますか?」という質問に関してはNoと答えた方が圧倒的に多かったです。

Yesと答えた方のうち
1人…50%
2人…25%
というようにLGBTの友達はいるものの少数であるという人が多かったです。

しかし、最大でLGBTの友達が15人いるという方にも出会いました。

この結果に関しては、私の肌感覚ではありますが
日本でLGBTの友達がいるという人はさらに少ないのではないかと思っています。

Q3は「LGBTの方にどのようなイメージを持っていますか?」ということをお聞きしました。

結果はポジティブな答えばかりでした。

一方で「I don’t know.」という返事も
半分近くに上りました。


今回の「I don’t know.」は1個目の体験記で話していたようなものではなく
「LGBTの友達がいない」とか「そもそもLGBTについての知識がない」という側面も強かったように感じます。

もちろん1個目の体験記の意味での
「I don't know」もありましたよ!

Q4の「LGBTの人は社会に受け入れられていると思いますか?」という質問には本当に様々な答えが返ってきました。

【Yes】48%【No】27%【50:50】9%【その他】15%

この質問をしながら話を聞く中で
「都会では上入れられているけど、田舎ではまだまだ受け入れられてない」
という話がありました。

まさかここで地域格差を感じることになるとは思っていませんでしたが、

やはり平等ではないということを知りました。


結果、今回私は
・「I don’t know.」の裏にある想い
・ゲイのVinayへの訪問
・LGBTについての該当調査結果
の3つを見ることでインドの表面的ではない考えの本質にたどり着けたように感じます。

言葉では、マジョリティーは「マイノリティーは存在しない」と言った。
だけれど、マイノリティーに聞くと「マイノリティーは存在した」
今日の該当調査では「マイノリティーが受け入れられていない」という現状も見た。

今私たちがするべきことは、
この現状を知ったうえで私にできることは何なのか。を考えることだと強く感じました。


本当に、私はこれからも今回感じたことを踏まえたうえで私に何ができるのかを考え行動に移していきたいと思っています。

私がLGBTの方をマイノリティーと設定調査をしたことで、
私が中間発表で言った「愛と勇気を与え一緒に成長する」というものを感じ考える機会になりました。

LGBTの方たちはLGBTの方たちに対して仲間として愛をもって接し、悩みを聞き、悩みを一緒に乗り越えようとしていました。

Bangalore Queer film Festivalではたくさんの方にLGBTについて発信し続け、LGBTの方に勇気を与えています。

また、少しずつではありますが本当にLGBTは社会に受け入れられ始めていて、発信している側のLGBTの方も、そうではないLGBTの方も一体となって成長をしていっています。

ある意味で、

私の将来のモデルケースはゲイのVinayのような人です。


今回の個人ワークを通して私は、今まで漠然と考えていた未来が少しずつではありますが形になっていると感じています。

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