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夜更かしを治すには虫眼鏡が使えます(後編)

「夜更かしの治し方わかったら教えて。笑」
60代の父に、そう言われた。


父が「笑」を付けた理由、
の考察から始めた「前編」はこちら。


私が、夜更かしを卒業しつつある今、現時点で分かったことを書いてみる。


私なりの「夜更かし」の改善法としてオススメなのが、

「あなたの夜更かし」という出来事を、
「虫眼鏡で見てみる」
ことだ。


「虫眼鏡で見てみる」とは、
丁寧に、つぶさに見てみることを指す。

言葉にすると「昨日、早く寝ることができた。」
と、たった一言で済む事象を、
ぐっと拡大して、1つ1つ認識してみる
のだ。


「前編」では、
私が21:30に就寝し、8時間半たっぷり睡眠に成功した日のことを書いた。

「その日やったこと」を書き出してみると、
計26項目になった。


それらを分類してみると…

▶︎「私の心踊ること」が、17項目
▶︎「それ以外」が、9項目。

圧倒的に太字の勝利。

このへんが、この日「早寝」が叶った勝因なのではないかと思う。

なぜなら、
私の場合、夜更かしの原因は、きっと「リベンジ」にあるからだ。


(「報復性夜更かし」「リベンジ夜更かし」という言葉があるらしい)


この日は、夜に「リベンジ」しなくても、心地よさを維持できたのではないか。


「私の心踊ること」を虫眼鏡で見てみたら、「分類」できた。


さて、この後編は、
「私の心踊ること」17項目を、さらに虫眼鏡で見てみることで

↓これを目指す記事です。

虫眼鏡で夜更かしを卒業

ベストパフォーマンスを発揮する日々が訪れる

より生き生き暮らせるようになる

この日、私がやった「私の心踊ること」17項目を分類してみると、以下のようになった。


▶︎【予定していた行動】
▶︎【予定していたが、短縮ver.にした行動】
▶︎【行動中に心が動いて発生した行動】

▶︎【予想外のこと】


分類してみて分かったこと


【行動中に心が動いて発生した行動】
が、圧倒的に多かった。

人間だもの。そうだよね。

【予定していた行動】が非常に少ない。
この日は休日だったので。

【予定していたが、短縮ver.にした行動】
の存在は、分類してみて初めて気づいた!

【予想外のこと】は、コントロール不可なので、分析しない。
嬉しい出来事なので、ただありがたく受け取る。


私の場合、「夜更かし」を卒業するポイントは

【行動中に心が動いて発生した行動】
【予定していたが、短縮ver.にした行動】

ここにありそうだ。

では、さっそく、これらを虫眼鏡で見てみよう。


【行動中に心が動いて発生した行動】を、虫眼鏡で見てみる。

その行動に含まれる「工程」を、
「好き」「好きではない」の視点で見つめ直してみる。

↓↓↓

❶髪のスタイリング。

▶︎「キマった状態で居ること」が好きなだけで、その状態を「つくる工程」は別に好きではない

❷お金の計算をノートに書いた。途中まで。

▶︎やった方が良いと頭ではわかっていたけれど、面倒で、なかなか始められなかったこと。でも、「完了しなくても良い」「手をつけたことを喜ぼう」と思えたことが、良かった。小さい喜びを味わう、この感覚が好き。こう思えた理由は、この前日に、少し手をつけただけで充実感を覚えた、という経験をしたからだ。新しい習慣を始めている、そのワクワクも、好き。

❸息子の寝かしつけを夫に頼んだ。私は横でゴロンと自分の好きな本を読んだ。

▶︎息子と一緒にゆっくり寝ること自体は、好き。
でも、疲れているのに何冊も絵本を読み続けるのは、好きではない。
息子の「お母さんと一緒に寝たい」の気持ちも、私の「ゆっくり休みたい」の気持ちも、互いの気持ちが両方叶う妥協点を見つける事ができた。この感覚が好き。

↓↓↓

ここから分かったこと

★「好き」「好きではない」が混在している行動は、どんどん「短縮ver.」にしちゃえば良い!

そうすることで、
生活の中の「私の心踊ること」が全体に占める割合が、ググッと高くなる。

それはつまり、私の場合、
夜更かし卒業を意味する。


【行動中に心が動いて発生した行動】を、虫眼鏡で見てみる

項目が沢山あるので、さらに
「喜び」の種類で分類してみた。

↓↓↓

【相手を喜ばせる時、私自身も喜ばせてあげる喜び】

▶︎お祭りで、かき氷を食べた。息子に1つ買うつもりだったが、私も集金頑張ったんだから、と、自分にも1つ。シェアでなく、1つずつ、にした。


【自分で生み出す喜び】

▶︎豆乳プリンを作った。
▶︎タッコムタンラーメンを作って食べて、とっても満足した。


【受け身の喜び】

▶︎スマホで好きな韓国バラエティーを観た。
▶︎本を読んだ。


【決める喜び】

▶︎このあたりで、”今日は絶対に早寝したい。21:00に寝るぞ!”と思った。
▶︎本を片手に、ベッドへ!!


【新しい習慣を始める喜び】

▶︎ベッドで、”早く寝たら読書灯で好きな本を読みながら寝られる…!を楽しみにして早寝を続けるのって、良さそう!”と思って、ときめいた。Amazonで読書灯をポチした。


【力を貸してもらう喜び】

▶︎息子はまだ寝ていないけれど、20:30になったので、お風呂に入ると宣言して、寝かしつけを夫に交代。

↓↓↓

ここから分かったこと

★相手を喜ばせる時、【同時に自分自身も喜ばせてあげること】が大事。
★【決める】だけでも、喜びを感じる。試しに決めてみたら良い。
★【新しい習慣を始める喜び】は、どうやら私はとっても好きだ。
★受け身の喜びの中でも、動画は、短時間では終えにくい。本は、短時間でも終えることができる。私にとって、隙間時間には本が良い。動画は、たっぷり時間がある時に。

これらを意識すると、私の場合、「早寝」が叶う。


「早寝」を叶える具体策

前述したことから、私は、これからの生活に、以下を取り入れてみようと思う。

★「好きだけど面倒」なことは、どんどん「短縮ver.」にしちゃう。
★相手を喜ばせる時、同時に私自身も喜ばせてあげる。それを自分に許可する。
★何かを選んだ時、自分のモノサシで「決めた」ことを喜んでみる。
★「新しいこと」に取り組む時、完了していなくても、手をつけたことを喜んでみる
★いつでも本を持ち歩く。動画をちょっぴり我慢する代わりに、本はあまり制限せず沢山与えてあげる


↑私の「夜更かし」を虫眼鏡で見てみたら、
こんな具体策を掴みました。


これらを生活に取り入れることで、
「夜にリベンジしなくても幸せで、充実した暮らし」
「早寝happyライフ」
を叶えてみます。

少し継続してみるので、その結果どうなったかは、後日また書いてみたいです。

どうか、
あなたに、ベストパフォーマンスの明日が訪れますように!

(この記事を「夜中に」読んでくださったあなた、
 あなたは悪くない!笑
 きっと日中、とっても頑張ったのですよーーー!)


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