ペルーでの日々の記録

ペルー・リマの治安

首都研修18日目。昨日に引き続き今日もセマナ・サンタで語学学校は休み。

セマナ・サンタで語学学校はお休み

セマナ・サンタはイースターのことで、キリスト教の国の多くは祝日になるみたいです。協力隊の同期や語学学校の先生に聞くとキリスト教が主な宗教になっている国のほとんどがこの周辺を祝日としてるのだとか。

そしてペルーも木曜から日曜日までが連休。人によってはもっと長めの連休にするみたいなので、日本のGWみたいですね。

ペルー・リマの治安

今日はリマの治安について。

リマは治安がとてもいいとは言えません。訓練所でも情報提供がありましたが、スリひったくりなどは日常茶飯事で強盗被害も報告がされています。リマのどの地域が安全とかはなく、基本的にどのエリアでも強盗・スリ・ひったくり被害が報告されているようです。

被害の報告例

どんな事例があるかというと、私が聞いたのはこんな感じ。

●バスや電車、レストランでのスリ:後ろポケットやかばんに貴重品を持っていて知らない間にすられる。カバンごと知らない間にすられる。

●ひったくり:リュック、横かけのバックなどをもっていて、後ろから来たバイクなどにひったくられる。またそれを離せずにいてひきずられる。または道でスマートフォンをもっていて取られたりなど。

●車での窓割りひったくり:車に乗車中に窓ガラスを割られて持っている荷物や貴重品を持ってかれる。これは動いている車が止まりかけたときや渋滞、信号待ちでも起きます。車に乗っているからと言って安心はできません。

●いい人に見せかけてのスリ:何か探したり車を修理しているところ、大丈夫?と近づいて油断したすきに他の仲間が荷物をとったりする

●拳銃強盗:拳銃や刃物を突き付けて脅してものを取っていく強盗

被害にあわないための対策例

そしてそれらに対しての対策はこんな感じ。こうしたほうがいいよと言われて実行したりしています。

●行動を予知されない:毎日同じ道、同じ時間で行動せず、道を変えたり時間を変えたりして行動を読まれないようにする

●貴重品を管理する:後ろポケットに盗まれなくないものを入れない。スリへの隙を作らない。カバンを放置しない。

●ひったくりされにくい環境を作る:道路側を歩かない。ひっかけやすい感じでカバンを持たない。(これに加えて、個人としては車が来るほうを向いて歩くようにしています。後ろからバイクで来ることが多いみたいなのでバイクや車が向かってくる対向車線側を歩いているほうが注意しやすいですし。)

●「いい人」に注意する。隙を作らない。

●車の中での荷物管理を徹底する:荷物が見えるように車に乗るのは危険。荷物は見えないように足元に置いたり、スマートフォンは見えるように使わない。夜も光に注意。

●ダミーの財布や携帯を持つ:強盗はすぐぱっと取って逃げていくそうなので大切なものは奥に入れて手前に安物のスマフォやどうでもいい財布を入れておく。

●人通りが少ないところを歩かない:この記事を書いたセマナサンタはみんな旅行に出ていて夜8時でも人通りが少なくてとても怖かった。。日本人はとても目立つのでびくびくして歩いていました。

●どうでもいい服を着る。高そうなものをもっていそうに見せない:現地の人になじめるようにきれいな服は着ないこと!!これは気を付けているつもりですが、この前知り合いの日本人の方に聞いたらそれでもきれいすぎてしまうのだとか。現地になじめるようなもっと目立たない服を着ないとなと思います。高いものを持っているように見せると狙われるので持ち物に気を付けること。ということで「洋服は現地仕様に」「仕事着などもきれいめにせず気崩して現地になじませる」「時計を付けない」「アクセサリーもつけない」という感じでしょうか。

被害にあったときに気をつけること!!

完全に無抵抗主義!!抵抗したり変に動いたり犯人を見つめたりポケットに手を入れると危険です。犯人はびっくりしたりすると引き金をひいちゃうそうなのでびっくりさせないように気を付けましょう。

「ここにあるよ」と財布などがある場所を指で指して相手に取っていってもらうやりかたを推奨されています。焦ってむやみに自分で手を使って差し出すのは危険なので気を付けたいと思います。

ひったくり被害の場合は引きずられて大きなけがをしたという報告が多数。ペルーで起きたひったくりのビデオを見ましたが、とても引きずられて目が当てられないほどでした。すぐ手を放して命を守れるようにしましょう。

ポイントは、気を付け続けること

慣れたころに事件はいつも起こるとのことなのでそれも気を抜かずにいたいです。

この記事もなるべく更新し続けて、自分もたまに見返して無事に日本に帰れるようにします。

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