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小6 9月からの中学受験 結果

昨年の秋頃から中学受験をすることにして、オンラインで受験算数を塾の先生に週1~2回見ていただいていました。国語、理科、社会は私と取り組むしかありませんでした。毎日夜、2.3時間くらい取り組んでいたでしょうか。昼間娘は家にいる事がほとんどでしたが、勉強はしていませんでした。


1月に入りついに試験日を迎えました。

結果は第一志望不合格。

しかし、最初に受けていた中学校に合格していたので、その学校に行くことを本人が決めました。

第一志望校は本人も手ごたえもあった(子供の手ごたえはあてにならないような気もしますが・・・)ので絶対受かる!と思っていたため、結果にかなり落ち込んでいました。

私は泣いている娘の背中をさすることしかできませんでした。

かける言葉は見つかりませんでした。(「受験者が多かったんかな」くらいは言ったかな?)

そのあと部屋に閉じこもってしまいました。

実は、不合格だった第一志望校はもう一度試験がありました。

受験資格もありました。

でも娘はもう勉強する気にはなれなかったようです。

そんなに行きたいんだったら勉強して受験したらいいのにな。と思ったし、本人も不合格直後は「もう一回受ける!」という気持ちでした。

時々「勉強する?」的な声掛けはしましたが、しつこくは言いませんでした。

2.3日が経って、娘と話ができた時に娘が「もう受験勉強はしたくない。〇〇中学(合格した学校)でもいいかなと思っている」と話しました。

それから学校パンフレットを見たり、制服を確認したりして受かった中学も「楽しそう」と感じたようです。

最終的に、娘は自分で決めました。

確かにもう一回チャンスはあったんだから、受験しないということは逃げといえば逃げになるのかもしれないけど、自分で決めたんだからそれで良し!

もし私が「もう受かったとこにいけばいいんじゃない?」とか「もう一回頑張って受験したらいいじゃん?(とガミガミ言って無理やり勉強させる)」なんてことをしたらダメだったと思います。

私、よく我慢しました。

というわけで、我が家の中学受験終わりです。


我が家は一般的に言われる「ゆる受験」になると思います。

4年生から塾に通い(人によってもはもっと早くから)準備してきたご家庭からすると「ゆる受験」だと思います。

娘が受験した学校は偏差値もそれほど高いわけではないし、しっかり準備してきた子供さんからしたら、余裕で受かる学校だと思います。

でもね、いくらゆる受験だとしてもしんどかった。

本当に大変だった。

勉強があまり好きじゃなくて、わからない問題が出てきたら全くやる気にならずふてくされる。エンジンかかるのが夜9時くらいから。

でも受かりたいならやらなきゃいけない。塾でがっつり勉強してるわけではないから私がやらせないといけない。でもガミガミ言うのを我慢しないといけない。(時々言ってたけど)

学校に行っている、行ってないは関係なく、中学受験って本当に大変。

偏差値そんなに高くなくても大変。ちゃんと対策していないと受からないと思います。

受験辞めてしまいたい(私が)と何度も思ったし、イライラもすごかったと思います。

娘は特に12月に入って、過去問に取り組むようになってから特に勉強しぶりが増えたような気がします。

だって解けないんだもん。「できない!」という事が娘にとっては屈辱だと思うので、やりたくないと思うのも当然だと思います。

後は、模試も受けたことがないし、ほとんど個人で家で勉強しているからみんながどれくらい勉強していて自分が本当に受かるかどうかもわからない、あとどれくらいできたら確実に受かるのかもわからない。これがつらかったんじゃないかなーと思います。

だから、最後のほうはやりたくない時は無理強いせず、やれるだけやることにしました。(そうは言っても過去問にも取り組みました。同じ問題何回も解いたりもしました。)

勉強が足りなくて落ちてもしょうがない。

そんな感じで日々過ごしていました。

受験をしてよ良かったのは勉強する理由ができたこと。

もしどこにも受かってなかったとしてもそう思うようにしてたと思います。


ある人に言われた言葉が印象的でした。

最後にそれをお伝えしたいと思います。

私がその方に「受験で不合格になるという事はその学校からいらないと言われたようなものですよね」と言ったら、その方は「受験で不合格になるのはその学校にあなたがいらないという意味ではなくて、入学しても(勉強面でついていけず)大変かもよ」というメッセージだと思う。決して「いらない」という意味ではないということ。ありがたかったですし、その通りだと思います。

受験は私と娘にとって大きな経験でした。

進学する学校で楽しく過ごしてくれることを願うばかりです。

長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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