妊娠から出産のプロセス(前編)

妊娠から出産のプロセス

前編動画

妊娠について
妊娠とは、卵子が精子と受精することで受精卵となり、それが子宮内膜に着床することで成立します。

卵子は月1回の周期で卵巣の壁を破って外に飛び出します。この一連の流れを「排卵」といいます。
卵子はその後、卵管に移動し、精子を待つことになります。

射精により女性の膣内に放たれた精子は自ら移動し、卵子の待つ卵管へ向かいます。卵子と精子が卵管膨大部で合体すると、「受精卵」となります。受精卵になると、その後、ゆっくりと子宮へと移動します。

受精卵は、何度も細胞分解を繰り返しながら、約4日かけて子宮へと到達します。受精卵が子宮内にたどり着き、子宮内膜に根を下ろして母体と結びつくことを「着床」といいます。この着床の段階で、妊娠が成立します。

ここで妊娠週数のことにも触れておきましょう。妊娠週数は、妊娠の成立=着床してから数え始めると考えがちですが、実際は最後に生理が来た初日(=最終月経開始日)から数えます。

そのため、着床の段階で妊娠が成立するのですが、妊娠週数でみると、妊娠3週となります。

前編の妊娠の勉強でしたが、妊娠までのプロセス、整理できたでしょうか。排卵、受精、着床をへて妊娠成立となりますが、妊娠成立までに至り、生命がやどる確率は1400兆分の1の確率とも言われており、まさに生命の奇跡なのです。

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