オフィスを解約することにしました!
こんにちは。
「ご近所SNS マチマチ」を開発・運営する株式会社マチマチの六人部です。
オフィスを解約しました。
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響を受けて、オフィス解約を検討している経営者も多いと思います。小規模なスタートアップの1つの事例として、オフィスの解約を決めた経緯を書くことにしました。
COVID-19を受けて
私は専門家ではないので、COVID-19がどうなるかという議論を書くのはここでは控えます。
しかし、経営者として一つ言えることは、最悪なシナリオになったとしても事業継続できる体制を築くべきだ、ということです。
最悪なシナリオとして考えられるのは、COVID-19収束後に不況が連続でくるなどのケースです。そうなったとしても事業継続できる体制を築くべきだと考えています。
マチマチではどの状況になっても対応できるように、ランウェイの確保と在宅勤務でも長期間事業を維持できることを意識しています。
ランウェイの確保
ランウェイの確保、これに尽きます。
今現在、企業経営者の多くの方はランウェイ(キャッシュとバーンレートの予測から計算される事業継続期間)の確保に走っていることだと思います。
インターネットスタートアップの費用のうち、大きい費目は人件費、家賃、広告費などになります。
マチマチは幸いにも昨年資金調達をしていたこともあり、十分なランウェイがあります。しかし、不確実性や事業特性を考えるとより長期のランウェイを確保すべきだと考えて、様々な施策の一つとしてオフィスの解約を決めました。
在宅勤務でやっていけるか
インターネットサービスの企業は在宅勤務、外出自粛が緩和されたら、フルリモートワークでやりやすいポジションにいると考えています。
(物品を扱うEC、カスタマーサポート等は除く)
在宅勤務をやってみて感じることは、より各メンバーの自律性とコミュニケーションなど全般的に高い能力が求められるということです。
対面で補っていたことがオンラインのみですべてをこなすようになるため、明確な成果が出せる人と出せない人の差が目立つようになる可能性もあります。
逆に組織の観点では、明確な成果が出せる仕組みやサポートをメンバーに提供できるように取り組んでいく必要も出てくるでしょう。
オンラインのみのコミュニケーションを前提として、どう自分の主張を相手につたえるか、相手の主張を理解するか、相互に理解してチームとしてやっていくかなどのコミュニケーションの重要性がより上がっていきます。
仕事のリズムをどうするか、自宅をどう効率的な勤務環境に変えていくかなどそれまでオフィスで組織が提供していたものに従っていればよかったものが、自分で決める割合が多くなります。自律性が求められます。
マチマチも在宅勤務に切り替えて、スムースに対応しているメンバーもいれば、そうではないメンバーもいるので、適宜対応していきたいと考えています。
最後に
このような時期だからこそ、地域コミュニティの重要性が見直されています。マチマチは、ご近所SNSという近所の住民同士をつなげるサービスを提供しています。危機をチャンスと捉えて、サービスをより役に立つサービスにしていきたいです。
(オフィスは解約しましたが、エンジニアに関しては積極的に採用しています!)
(マチマチとは?と気になった方は、下記の記事などをご覧ください!)
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