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35.敢えて自分に制限をかける生活。

前回、仕事をし過ぎて会社員の時以上に
家のことを全くやらなくなってしまったのを反省。
その後、時間を家族のために作る方向へ舵を切って生活をしてきたが
正直な思いを語りたいと思う。

めっちゃ楽になったし幸福度も上がったと思う。

今まで自分のスケジュールを埋めていき、どうしてもこぼれる部分を
外注さんへお願いする形を取っていたが、
完全に逆転させた。
外注さんのスケジュールにはまらない部分だけを自分が担う。

どうしても自分がやった方が良さそうな場合
例えば完全に新規のお客さんとの案件などは自分で行う。
もしくは説明する時間の方が、作業時間より長くなりそうな場合も自分でやる。

そうすると流石にめちゃめちゃ時間ができるのだ。
前回の記事にあるようなYouTubeチャンネルも毎日更新できるようになった。
家族の思い出をちゃんと残しておくのは良いことだと思う。

また時間に追われない幸せは計り知れない。
フリーランスになった時から1分1秒を争うようなことはなくなったが
(保育園送ってから〇〇分の電車に乗らなければならない!みたいなことは無い)
それがさらにゆとりのある時間がたくさんできた。

でも所詮、今までの蓄えの切り崩し。

人間には蓄えておけるものがいろいろあると思う。
「お金」「信用」「知識」「技術」など。
これらは時間を使って手に入れている。
要は時間と引き換えに手に入れたもの。
これらの何かを、失って「時間」を手に入れている感覚になる。

完全に第一線の仕事ではなくなってしまったため
今まで身につけた「知識」や「技術」を切り崩して
「お金」と「時間」を手に入れている。

この「知識」や「技術」がなくなった時に全て終わるのだろうと思っている。

幸い会社員時代よりは、多く収入も得ているため
「お金」が減っていく状況ではないのだが、「お金」が減っていく状況であれば
この自由な時間の使い方にもメスを入れる時が来るのだろう。

せめて知識だけは入れるようにしている。

正直、技術は「第一線の現場でバリバリ仕事する」が一番身につけやすい。
そこで求められているものが、そのまま流行にも直結するからだ。
でも1日6時間も働く時間がない僕にはそれはできない。
だからせめても「知識」だけはアップデートできるように
本や動画から知識を得るようにしている。

それでも本当に1日フルで使える人には敵わないと思うが、
やらないよりはマシだ。
実際お金を稼ぐ仕事に使う時間は1日平均2〜3時間。
それ以外の時間は情報のインプットやアウトプットに割いている。

子どもたちの興味関心の移り変わりが分かる。

双子たちの発達に応じてできることがどんどん変わっていくし
興味関心も変わっていく。

お人形遊びが好きだった娘は最近それが発展して
リビングに何枚か子ども用のタオルケットを敷いたり
椅子を置いたりして、「お家ごっこ」を始めた。
それぞれのタオルケットがお部屋になっていて
そのお部屋に自分の好きなぬいぐるみを並べていく。
たまに幼稚園にも見立てて幼稚園ごっこもしているようだ。
想像力がものすごい勢いでついているのがわかって嬉しい。
YouTubeでおままごと系の動画をいっぱい見ていたからだろうか。

元々iPadでゲームをするのが好きだった息子は
ついに自分のお年玉から「星のカービー ディスカバリー」という
Nintendo Switchのゲームを買って遊んでいる。
クリアできないところは2人プレイで助けてほしいと言われるのでたまに手伝う。
自分で攻略動画などを見て、僕でも思いつかない隠し通路などを知っていたり
どんどん自分で改善を繰り返す体質になったのは素晴らしいと思う。
わからないことを自分で調べてより良くできる力は、
これからどんなことをするにしても役立ってくれるだろう。

上記のようなのは一例で、娘はダンスも好きだし、
自分でダンスを創作するようにもなっている。
息子は、四目並べにハマっていて、毎日のように勝負を挑んでくる。
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最近9マス将棋にも興味が出てきた。
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子どもたちが一緒にいたいと思ってくれるのは今のうち。

どうやら聞くところによると小学校に上がる頃には
学校のお友達ができたりして、
休みの日もお友達と遊んだりすることも多いらしい。
うちの双子がどんな風になるかはわからないが、自分の子どもの頃を考えても
遅かれ早かれ小学生のうちに、親にべったりではなくなると思う。

今双子たちも4歳、年中さんだ。
あと2年も経たないうちに小学校に上がってしまう。

たかだかこの数年、ちょっと社会から離れても良いのではないか。
そんな風に思うようになってきた。

よく考えたら女性は皆通ってきた道。

ジェンダーの問題が議論されるようになってようやく本当の意味での男女平等が
意識されるようになったが、
今まで多くの場合、この状況を女性に押し付けてきたので、
男性はなんとかやってこられたのだ。
その状況に自分が立ってみて思うのは、
本当に社会復帰できるかの不安や、
子育てがいつになったら楽になるのか見通しの立たない状況。
どんどん社会から孤立していくような気持ち。
そして本当に働けるようになった時には、
ブランクで一番頑張っていた時の延長線上に自分のキャリアは待っていない。

この環境下で頑張るの無理すぎるでしょ。
でもこれで頑張れると証明できないと
ジェンダーギャップは埋まらないから、どうにか頑張りたい。

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