見出し画像

4.ついに退職。双子の妊娠も発覚!

さて、前回都内のテレビ局勤務を退職する話になったが、実際のその後の流れ。
退職する約2ヶ月前に上司に伝えたものの引き継ぎの人材を
用意してもらえたのはラスト1ヶ月くらいだった。
まぁこちとら辞めた後のことなんて知ったこっちゃ無いので別になんとも思わないのだが
一応5年半も所属した会社だし、お客さんにも迷惑がかかるのでとりあえず
どうにかさっさと後継を決めて欲しかった。

とにかく1ヶ月で引き継ぐ。
幸いその時担当していた番組の多くは毎週編集があったので2〜3回は
一緒について編集を引き継げた。アシスタントの子が継続してついてくれる番組はとりあえずアシスタントの子に全てを伝えて何かわからないことがあったら僕の後継の編集マンに教えてあげて欲しいと託した。

ただいろいろ特番など重なったり月に1回の編集の番組があったりもして8月も有給消化をしながら働いた。完全に有給消化し切れるのが10月の中頃までかかりそうだ。新しい会社には10月1日からと伝えたあったがせっかく働かなくても貰えるお金があるなら貰っておきたいのが人間の常。
すまん名古屋の会社よ。

ということを名古屋の会社に相談したらあっさり11月から勤務になった。
本当に必要とされているのか?俺
一抹の不安をとりあえずもみ消し有給消化を楽しもう。

てかそういやこの時期に双子の妊娠が分かった!!

退職するかしないかで僕の心の中がいっぱいだったので、すっかり書くのを忘れていたが、当時不妊治療をしていたのだ。
おそらくその妊娠が確認されたのが、退職することが決まった時だったと思う。

思い返せばまだまだ僕は子どもを持つという決意ができていなかった。
いや、でも世間が悪い。だって子ども育てるのにめっちゃお金かかるって脅してくるのだもん。
ただ当時やっと貯金が1000万円貯まったりしたタイミングもあり、どうにかなるかなと思えたことや
妻から「もう待てない」と言われたことなどが相まって子どもを持つのに賛成した。
賛成というかしょうがなくというか。。なんとかなるだろうという淡い思いというか。。

正直子どもがいなくても楽しい人生は送れると思っていたし、いまだに子ども達に
何不自由ない暮らしをさせてあげる自信なんて1ミリもない。
自分が子どもたちを不幸にしてしまうんじゃないかという不安の方が大きいのだ。
そんなマインドの中不妊治療が始まった。

最初はタイミング療法といわれる、妻の排卵のタイミングに合わせてやりましょうねってやつ。
でも僕、激務なので、そもそもタイミング合わせるのが難しいのよ。夜に帰らずに朝に帰ってきたりするし、妻と一緒に寝るタイミングが合わせられる日の方が少ない。

なので比較的すぐに体内受精に切り替えた。
病院で僕の精子を妻の体に入れてもらうやつ。妻の卵子を取り出す体外受精よりはお金かからないけれど、それでも1回数万円したような気がする。
おそらく2〜3回目でうまくいって、それが発覚した時に
「双子、ひょっとしたら三つ子の可能性があります」と言われ軽くビビる。
次の検診で三つ子の可能性はなくなっていたけれど、ばっちり双子の影は写っていた。

でもなぜかここまで来ると覚悟が決まっていたのか、双子って言われたその日はなぜかとても嬉しかったんだ。
いや、それはただ単純に双子って少し貴重で何か特別な感じがしたからかもしれない。
その時妻と遊んでいたスマホアプリ「妖怪ウォッチぷにぷに」で
一番好きな妖怪が「コマさん」と「コマじろう」という双子の妖怪だったからかもしれない。

思い返せばここから人生の次のステージが始まっていたのかもしれない。
妻のお母さんの脳出血、地元へのUターン転職、妻の双子妊娠
何から何まで一気に起こらなくたって良いじゃないかと思うが一気に起きたのだ。

前回、予告した有給消化の話や名古屋に帰る話まで
全然進められなかった、申し訳ない。
次回こそ有給消化の話や名古屋に帰る話ができればと思う。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?