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If You Have a Lemon, Make a Lemonade.(レモンを手に入れたらレモネードをつくれ)

「If You Have a Lemon, Make a Lemonade.」
(レモンを手に入れたらレモネードを作れ)

この言葉は、デールカーネギーの言葉で
彼の作品「道は開ける」で書かれた一節。
https://www.amazon.co.jp/道は開ける-文庫版-D・カーネギー-ebook/dp/B01ASX3A14/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1G9XBONMP54UM&keywords=道は開ける&qid=1683255346&sprefix=道は開ける%2Caps%2C200&sr=8-5

多くのの人の心をつかんだ言葉であるが、

私が知ったのは、
人間には不確実性を扱えない根本的欠陥があることを解明した
「ブラック・スワン」不確実性とリスクの本質(2009年)の作者である
ナシーム・ニコラス・タレブの講演のなかであった。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4478001251/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i3

「ブラック・スワン(黒い白鳥)」では、
予測できないできごとが起こった時に、大きなインパクトをもたらし、
またいったんそれが起こってしまうともっともらしい説明がなされる。

世の中の不確実な現実を予測できないなか、
その対処方法としての彼の回答が
「If You Have a Lemon, Make a Lemonade.」
(レモンを手に入れたらレモネードを作れ)だったと記憶している。

「道は開ける」のなかでは、このように紹介されている。

愚か者は人生の贈り物がレモン(不快なもの)だと知ると、あきらめ顔で「私は負けた。これが運命だ。もはやチャンスはない」などと言い出す。
そして世間に文句をつけ、自己憐憫にどっぷりひたり込んでしまう。

けれども、賢い人はレモンを手にして自問する。「この不運からどんな教訓を学ぶべきだろう?どうしたら周囲の状況が良くなるであろう?
どうすれば、このレモンをレモネードに変えられるだろうか?」
(デール・カーネギー 「道は開ける」より)

どんな局面に出会ったとしても、
その事実を受け入れ、どう見て、対応していくのか。
大きく道は異なってくる。

松下幸之助氏は、
どんなことでも、起こったことの事実を受け入れ、
良い面に焦点をあてるという「陽転思考」を自身の行動指針として
きたといっている

この考え方を生涯大切にし、
この出来事が起こったことを
「すべて運が良い」と評価し続け、
道を切り開いてきた。

ビジネスの成功をこの考え方で導いてこられたのは、
とても興味深いではないだろうか。

#要は物事をどう見て自己評価するか
#通底すれば言いたいことは万国共通

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