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“自分らしく生きる”が困難なワケ

自分はなにをしたくて
何が好きで
何を考えているのか

「自分」というものがわからず
精神の具合をわるくする若者…に限らず大人もふえています。

そこには、
育児、教育の中で無意識感覚にしみついた影響が、大きな一因としてあるのではないでしょうか。




大人の理想の成長の姿をださせるために
ほめ、おだて、ときに圧力をかけ
「子どものため」と善意で成長発達をコントロールしつづけた結果、

子どもは大人の顔色をうかがうようになり
ほめられるために、大人ののぞむ自分を生きるようになります。


わたし自身多くの子どもたちと関わるなか、
0歳の赤ちゃんでも
本能的に大人のまとった空気をよんでいますし

さらに2、3歳ともなると
早くも大人ののぞみに叶った自分であろうとする子もいます。

だからこそ、小学生ころまでは
“一見手のかからないイィ子”としておさまる場合もあるでしょう。



しかし年齢があがって
いざ大人のコントロールが外れたときには、

自分で考える力がついていない
自分の感情を操作する力がついていない
本当の自分がなんなのかわからない

という状態がおこってくるわけです。


だから

幼い頃は大人の思惑になんか器用におさまらず、

自分の成長発達の道をマイペースに生きる
言うこと聞かず主張し手をかけさせてくれる

それこそが
本来子どもとしてあるべきすこやかな姿

ということをまず知っていただきたいのです。


あなたは自分が何をしたくて何がいやかを
感じていますか?


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