3歳で初めての貯金、メイクセットを手に入れるまで vol.2
皆さんこんにちは、イクジアリです。前回、娘が目を輝かせたメイクセットを手に入れるための貯金を始めた話をご紹介しましたが、いざ購入しようとしたら在庫切れ…。今回は、その続きをお届けします。
まずは、メイクセットの在庫を突き止め、手に入れる
娘が頑張って一生懸命貯めたお金で、どうしてもメイクセットを買わせてあげたい一心で、家に着いたら夫に事情を話し、2人で近くのダイソーに電話をかけまくります…!!!
電話をかけること11店舗目で、ダイソーアプリの存在で在庫場所を調べてもらい、自宅から40分のダイソーに在庫があることを知りました。
子供を寝かしつけた後、夫がはるばる買いに行き、無事メイクセットを手に入れてくれました。
冗談半分で、運賃代を借金させようかと言いつつ、翌日お店屋さんをすることにしました。
メイクセットのお店屋さん
翌朝、娘に夫がメイクセットを買ってきてくれたことを伝えると大喜び!さっそく、お店屋さんごっこが始まりました。
夫:いらっしゃいませーいらっしゃいませーメイクセットはいかがですか?
娘:メイクセットください!お金はあります!
夫:570円になりますー(20円上乗せして販売する夫w)
娘:??これでくださいー!(550円渡す娘)
夫:570円なので、20円足りません
娘:・・・?!?!
私:あれ、昨日は550円だったね、なんで570円なのか聞いてみたら?
娘:なんで570円なんですか?ここには550円って書いてあります…
夫:メイクセットがないから、わざわざいろいろなお店に電話をかけて、遠いお店まで手にいれたので、その手間代です。近くで買おうと思っても手に入りませんよ、570円は安いですよ
娘:・・・・(困った顔で私を見る娘)
私:○○ちゃん、昨日20円足りなかった時、何して20円手に入れた?
娘:(はっ!と気づき夫に向かって)マッサージしますよー
夫:パパはマッサージは、こしょばいので、マッサージされてもお金は払いません(同じことでも需要がないとお金にならないことを突きつける夫w)
娘:・・・・・(困った顔で私を見る娘)
私:同じことでも必要とされてない人からは、もらえないんだね。パパが困っていることを解決してあげたらいいんじゃない?
娘:パパは何で困っていますかー?!
夫:パパはコーラが飲みたいです、でも家にコーラないしなぁ
娘:・・・・・(困った顔で私を見る娘)
私:パパの代わりにコーラを買って、20円分手間賃として多くもらえばいいんじゃない?
娘:そうしよう!買いに行こう!
コーラを仕入れて、20円稼ぐ!
近くの自動販売機で、お小遣いから180円出して、娘はコーラを購入し、家に帰って夫に200円で販売します。
夫は最初は「高くないですか?」と抗議しましたが、娘は「コーラはここにないので、安いですよー」と答えました。
ようやく手に入れたメイクセット
「いらっしゃいませ、メイクセットはいかがですか?」夫が再び店員となり、娘は570円を支払って、ついにメイクセットを手に入れました!!
その瞬間の娘の喜びようは、何物にも代えがたいものでした。
おわりに
この一連の体験で、娘は貯金の概念、お金の価値、物の価格、仕入れ販売の仕組み、労働の対価などについて学ぶ機会になりました。
そして何よりも、目標を持ち、それを達成するために考えて行動する力を養うことにもつながっていると思います。
次回予告:台湾元でお買い物編
次回は、台湾に行った時の英語でお買い物編についてお届けします。お楽しみに!