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青春の余韻、ビールで乾杯

 今日は、長年の友人と共に、青春時代に熱中したアーティストの来日ライブに出かけた。このバンドは高校時代からのお気に入りで、彼らが日本に来るのはなんと14年ぶり。会場は期待と興奮でいっぱいで、当時夢中になって聴いた曲が次々と演奏されるたびに、僕たちは時間を忘れて熱狂した。

 ライブの後、友人と乾杯し、感動を共有しながら夜を楽しんだ。しかし、早めに別れた後、まだ何か物足りなさを感じていた僕は、一人でよく行くバーに立ち寄ることにした。しかし、そこに着いてみると、なんとその日は定休日。まさかの展開に、少しだけ世の中を恨んだ。

 教訓、事前の調査は大切だ。そして、少し落ち込んだ足で家に帰り、冷蔵庫のビールを開けながら、一人で飲むことに。このビールは、今日のライブで高まった心を静め、また新たな日常へと戻るための儀式のようなもの。

 こんな終わり方をした一日も、振り返ればそれはそれで悪くない。ライブでの興奮、友人との時間、そして最後の一人飲み。全てが高校時代に好きだったバンドを通じて結ばれた、一つの大切な思い出となった。青春は過ぎ去っても、その熱い心は今も変わらず、たまにはこんな風に自分を解放するのも悪くない。家のビールは、意外と最高の締めくくりになるものだ。

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