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フリーランスの価格破壊は自分を滅ぼす?

最近の記事で書いた、講師業のビジネスモデルをマネされるの件、安くたくさんの案件を得てたみたいなのですが、久しぶりに覗いてみたら今は閉店中。

安くやると当然質の悪いお客さん(問い合わせや日程合わせを散々やっておいて実際に予約しない、学んで活用する気があまりないのに受講しに来る)の数が多くなります。

講師としてはテンションが下がります。

私も元々は既存のモデルケースをマネしながら創業してプランを作っていたけど、創業当初は無名なので安めの金額設定、ある程度客がついたら同業者に迷惑をかけない為にも、しっかりと価格を上げていきました。

講師業ではなく、デザイン請負業もそう。美大卒で1デザイン5千円でやっているという話も聞いたけど、やっぱり割に合わなすぎるので無理が来て一部の仕事を私に流すことになった。私はその時に値上げをしました。

割に合う対価こそがモチベーションになるとも思うのです。初めはデザインするだけでお金をもらえるなんて、しかも指名だなんて、と舞い上がるのは仕方ないと思うし、私もそうでした。

初めは金額以上に努力もしたし、割に合わない時間を使って全身全霊をかけてデザインした。でもちゃんと価格交渉もしていて、合計で5万円としたし、今でも小さな仕事だって、しっかり5千円以上もらうようにしている。

指名でデザインができる、自分のお小遣いが増えるという感覚だけではなく、同業者に迷惑をかけない価格設定はやっぱり大事。

それじゃないと、知り合いだからタダでやってくれとか、お金払っているんだから無理なリクエストに答えろとか、そういう依頼は来続けると思うのです。


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