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今考えると、デザイナーで食べていくという目標が低過ぎた

目標設定について改めて考えてみる。

独学でデザインを勉強してなんとか個人の仕事を取れるようになって、デザイナーで食べて行きたいと思った。

しかしながら、その目標が低過ぎたために自信を失い心が折れそうになる場面が多々あったようにも思う。

なんとか食べて行くには小さなミスは許されないし、どのクライアントにも早くレスポンスして先回りして仕事する。

不安から、相当先手を打って仕事していたし、毎週学校に通い、セミナー・トークイベントは都合のつく限り参加した。

デザイナーなんて、「これを私がデザインしました」って世間に向かって言えるだけで、クライアントの要望に予算内であれこれ応えるだけで、大抵その仕事は終わってしまう。

社会への意見を表現したり自分のやりたいデザインどころか、クライアントのワガママを叶えるために知恵を絞り出すというイメージ。

それから次の仕事を取るためのSNS等での宣伝、人付き合い、見積りのみの提示、講師業での定期収入確保etc.

そして同じデザインカテゴリでフリーの仕事を取っている人は、出身校がデザインオーダーを必要とする職業に就く人が多くて友達からのオーダーがたくさん入ったり、親のコネで仕事を流してもらっていたりなのに、SNSでは「こんなに仕事もらってます」アピールしていることにも気づいた。こういう人は1人ではない。

これは徐々にレベルアップしたとしても辛いぞ、と思う。会社員の方が全然精神的にいいじゃん。だからみんな副業で儲けてても簡単には会社辞めないんだな、とも。

学校に通って専門教育も受けているけど、最近はデザインの勉強ためと言うよりは、何のために何をデザインするか?クライアントありきでは無いものが必要に感じている。

作りたいものを作る、の内容を突き詰めた方が良いだろうと思う。

資格を取るのに異常にお金のかかる学校を辞めて、本質を教えてくれ継続的に通えるところに絞る。

これからはもっと作品と言えるものを作っていきたいなと思う。

#デザイナー #フリーランス #ライフワーク

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