【本の紹介】『孫育ての新常識』(古屋野 恵 著)
アラカンになりますと、友人たちが次々にジジババになっていきます。
ババになった友人から、
「今の子育ては昔と違うよ~」という声を聞き、
私はババではありませんがガゼン興味が出てきまして、
Kindle で検索してみました。
するとこんな本がみつかりました。
Kindle Unlimited会員なら無料で読めます。
私が出産した30年前と比べるといろんなことが違います。
「へ~、そうなのか~!」と思ったことを並べてみますと
5ヶ月までは母乳とミルクだけで十分(昔は白湯や乳児用のお茶などを飲ませるように指導された)
日光浴は不要(昔は1ヵ月を過ぎたら少しずつ日光に当てることが推奨された)
おっぱいは自然に離れるまで続けて良い(昔は1歳までにやめないと栄養不足になるといわれた)
ベビーパウダーはダメ(昔はお風呂の後やウンチの後など思い切りポンポンしていた)
入浴後はベビーオイルでしっかり保湿(ベビーオイルなんて身体に塗ってあげたことがない)
退院のときからチャイルドシートが必要(2000年に法改正があったことを、私は知らなかった)
良い製品もいろいろ出ているのですね!
「おしり拭き」を温めておける「おしり拭きウォーマー」とか、
風呂場に置いて使える「バスチェア」とか、
ベビーカーなどに敷いて使う「保冷保温パッド」などなど。
この本には、上記のような実用的な内容の他、出産や子育てについての考え方の変化についても書かれていました。
たとえば「お宮参り」や「お食い初め」などの「行事」。
昔はどちらかというとジジババ世代が仕切っていたように思うのですが、今はパパママが主体で行うことが多いのだそうです。
今のパパママは何でも自分たちでやって本当にすごいな~。
自分はいつまでも親に頼っていたような気がします。
時代によって常識は変わりますから、ジジババ世代はパパママ世代に「どんな風にする?」「誰がやる?」など相談しながら動くことが大事なのでしょうね。
現代の子育て事情を知ることができ、子育て世代の方々を応援したくなる本でした。