【退職後の生活】編み物は心を救う
久しぶりに電車に乗って梅田に出ました。
春休み中といえども、平日午前中の梅田は空いています。
阪急百貨店10階で行われていた、毛糸屋さんの、阪急梅田店開店2周年イベントです。
こちらの毛糸屋さんはただの毛糸屋さんではありません(と、私は思います)。
普通に編んでいるだけで、自然に模様になるのです。
最近はよく似た毛糸が売られていますが、色合いも編み心地も格段にこちらの毛糸が良いと私は思っています。
私のように、無心に編むことで余計なことから目をそらしている者にとっては、「編み心地の良さ」は絶対に必要な条件です。
色合いと編み心地の良さだけではありません。
この毛糸が私の心を魅了するのは、販売者である梅村マルティナさんの思いです。
東日本大震災のとき、京都におられたマルティナさんは、気仙沼に向かいました。
自分のできることは編み物で心を癒やすこと、と考えられたそうです。
こうしたマルティナさんの活動や編み物作品が、NHKで日曜の夕方に放送していた『猫のしっぽ カエルの手』で、ベニシアさんによって紹介されました。
猫のしっぽ カエルの手 - NHK
たぶんその放送をきっかけに、マルティナ毛糸のフアンが一気に増えたと思われます。
私もその一人です。
今日はイベントだったので、梅田の阪急にマルティナさんもおられました。
絵本に出てくるような、小さくてカラフルで素敵なおばあちゃんでした。
横に来てくださったので、「かわいいですね」と言うと、「そうでしょ?」と笑っておられました。
迷いに迷って下のコットン毛糸を購入。春夏用のストールを編もうかなと思っています。
これでしばらく心穏やかに過ごせそうです。
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