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どんなに素晴らしい活動でも「伝わらない」と存続できない〈第3話〉

こんにちは。

いつも読んでくださり、ありがとうございます^^

コトバを磨くとビジネスが加速する
アトラクト・ライティングの菊地郁子です。

起業ストーリーも今回で3話目!

今回は、やりたいことが見つかった私に訪れた2つの葛藤のお話です。

この経験がなかったら、「セールスコピーライティング」を仕事にすることはなかったと思います。


参考記事▶︎▶︎▶︎

「子どもを預けてまで働きたい?」自分に問いかけて選んだ道〈第1話〉
「子どもを預けてまで働きたい?」自分に問いかけて選んだ道〈第2話〉


それでは、どうぞ!^^


●良さが伝わらない!あやしいってナニ??

子どもが10ヶ月の時に2人でオーストラリアにトレーニングに行った時


私にとって人生を大きく変える学びだったからこそ、もっと多くの人に知って欲しい!

それに…尊敬する仲間と働けるなんて最高の環境!


子どもを預けてまで働くのなら、心から自分が納得する場所で働きたかった私は、福利厚生やお給料よりも「やりがい」を重視していました。

8名の小さな組織だったので、営業、プロモーション、サービス提供、なんでもやる毎日はとても刺激的。

仕事の質がダイレクトに返ってくるから、そんなところにも面白さを感じていました。


実際、前職よりもお給料は下がったけれど、それでも自分にとってこんなに最高の職場はないなと思って過ごしていました。

家族や仲良しの友達にも、もちろん知って欲しくて「遊びに来てー!」という軽い感じで誘っていたのです。


そんなある時、
友人から言われた一言に衝撃を受けます。

「え?なにそれ?あやしい・・・」


この言葉をキッカケに、目に見えないものを伝えることの難しさに直面したのです。

「それって、具体的に現実がどう変わるの?」
「それによって変わったってどう証明できるの?」


私が口頭で伝えると、良さが伝わらない。
特に、論理的に考える方には全く伝わらない。



感覚的に良さは実感していたものの、実証できるデータや、わかりやすい結果を示すことができない。

左脳優位の人に、いくら感覚を伝えたって届かない。

うまく説明することができず、悔しい想いを何度もしていたのです・・・


本質であればあるほど伝わりにくい現実。

わかりやすくて、簡単で、すぐに結果が出る見せ方が上手な「一見良さそうに見えるもの」が売れることに違和感がフツフツと湧いてきていました。



●「伝わる」の第一歩がなければ売上げはたたない

同時に、会社が抱える大きな課題も「伝え方の壁」でした。

当時、8割が紹介での集客。紹介だけだと数が知れていて、組織を存続させていくための売上には到達しません。


Webや近隣へのチラシ配布で集客を試みるも、うまくいいきませんでした。

提供していたメソッドは、アメリカがルーツであったため、プロモーション手法は超ダイレクト。日本人の感性には受け入れがたく、同じ方法では広がらなかったのです。


どれだけ良いものであっても、伝わらなければ存続できない。
伝わるように変換して届けなければならないことを思い知らされました。



●子どもとの生活を大切にしたいのに休日も仕事している・・・

2つ目の葛藤は、子育てとの両立でした。

やっと授かった大切な我が子。心から働きたいと思う環境で働いているの一方で、日々葛藤もたくさん。


0歳では保育園に入れず、その間は職場に連れていって子どもをみながら仕事をする時期もありました。


朝と夕方の満員電車に抱っこ紐で子どもと通勤。景色の見えない地下鉄は負担も大きくて、よく泣いていた息子。


サービス業のため休日出勤もあったし、中小企業なので時短はなし。


子どもを預けてまで働きたいと望んだ場所だったけれど、「本当にコレで良かったのだろうか。」常に頭の片隅に疑問があったのです。


そして、ある冬。

子どもを職場のナニールームに預けていた時に、インフルエンザで熱性痙攣を起こしてしまったのです。


仕事を覚えたての時期だったし、少ない人数で仕事を回しているから、新人であろうと私が抜けて迷惑をかけてしまう…「申し訳ありません」と頭を下げる自分。

一方で、心の中では、

なんで休まなかったんだろう、なんで預けちゃったんだろう…という息子に対してごめんねという気持ちで胸が痛く、鼓動のスピードがおさまらない。


体調万全ではない息子を預けてしまったことへの後悔と心配な気持ちがどんどん膨らんで、情けない自分を責めることでしか気持ちを落ち着かせることができませんでした。


子どものいる場所へ急いで向かって到着した時には、痙攣もおさまっていたものの、高熱で体が熱くなっている息子がいました。

悔しさと情けなさと申し訳なさで涙を堪えながら、息子を抱えてすぐに病院へ向かったのです。


何を大切にするべきか。
何を大切にしたいのか。

いつもいつも自分に問いかけていました。



●セールスコピーライティングとの出会い

知人経由で知った「セールスコピーライティング」を学ぶ講座。

初めて知った言葉だったし、私はライティングに興味があったわけでもありませんでした。

でも、当時のLP(ランディングページ)に書かれていた中の

・社会貢献できる
・好きな時に、好きな場所で
・一生モノのスキル

この3つに惹かれて説明会に参加。


当日会場に足を運ぶと、経営者さんやライターさんが多く集まっていて、会社員で主婦だった私はポツンと浮いたような感じでした。


未知の世界にドキドキしながら、セールスコピーライティングの集客や売上に着地させる手法で会社にも貢献できる!


それに、スキルを身につけたら将来的にはフリーランスでも働けるかもしれないと可能性を感じ、即申込みをしました。

ここからスキル習得の歩み始まります。

次回へ続きます^^


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